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獣医師ブログ

猫の給水器

猫には毎日食事だけでなく、
美味しく綺麗な水を
しっかり飲んで欲しい、
猫を飼っているオーナー様は
思うところだと思います。

冬でも猫は脱水になることあります。

(自動)給水器はというものは、
上手に使えばとても便利な道具です.
定期的なお手入れを必要としますので
手間とお金がかかります。

もちろん給水器を使わなくても、
猫に美味しい綺麗な水を提供できます。

こまめに、最低でも一日2回水の交換、
お部屋の広さ次第ですが、
複数箇所水飲み場を設けることです。
あとは猫の好きな器を選んだり、
水飲み場の工夫も大切ですね。

実は私も最近使い始めた自動給水器、
今回は自動給水器種類や選び方のコツ、
メリットデメリットを見ていきましょう。

猫の給水器

まず、
自動給水器(循環型)と給水器(ディスペンサー式)に分けられます。
前者は電気を必要し、後者は必要としません。

どちらもそれぞれ長所短所があります。

それは猫ちゃんやおうち、生活スタイルによって異なるので、
ご家庭にあったものを選ぶのが良いです。

大きさや材質、静音性、コスト、手間、
猫の数や性格なども考慮が必要でしょう。

循環型:自然にろ過してくれる
水場のように常に流れている、
そんなイメージを思い浮かべると良いでしょう。

「流れている」掛け流し式もありますが、
一般的にはプールから水を回す、それが循環式です。

内部にフィルターが入っていることで
常に新鮮なお水を提供できます。

こちらは電気を使用するため、
ランニングコストはかかります。

漏電対策はされていますが、
コードを噛む癖がある猫ちゃんには
不向きでしょう(飼い主の工夫次第ですが))。

加えて、
お手入れがこれから紹介するディスペンサー式より
手間がかかる商品が多い印象です。

長時間家を空ける方、
1日のうち水の交換が頻繁にできない方に
向いている良い商品です。

ただし、機械なので機械音があります。
猫ちゃんが慣れるまでは辛抱が必要です。

ディスペンサー型:電気代もかからず静か
あなたも仕事や用事など、
ディスペンサー型は
電気代やフィルターの必要がありません。

お手入れはこまめにする必要がありますし、
こまめに中の水を変えないといけません。

長期間・長時間の留守中の電気製品の使用
に心配がある方は不安が残る可能性があります。

循環型よりも掃除はしやすい点がありますが、
ろ過機能はありません。

もちろん音はありませんし、
電気を使わないので、
場所は選ばないです。

長期間・長時間の留守中の電気使用に
不安がある方は不向きかもしれません。

循環式に比べるとエコな商品になると思います。
頻繁な手入れできる方には向いていますが、
逆はでしたらそれに然りです。

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nekodea*宿と猫

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2022年6月15日追加

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