【ミルボラ番外編】ちょっと大きい新入猫生がやってきた！

こんにちは世話人のsayaです。

同級生からの思わぬ連絡で

今回は赤ちゃん猫ではなく、生後5〜6ヶ月くらいの新入生3猫さんが来てくれました！
予定では2月下旬ころまでの預かりです。
というのも、もう飼い主さんが決まっている子たちなのです♪

ことの経緯は、かなり久しぶりの同級生から連絡があって。
「猫と暮らしたいんだけど、ちんぷんかんで…どうしたらいい？」と。
実は 最初スコティッシュ・ミヌエット（純血種）って可愛いねって話していたんです。テレビなどでもよく出てますしね。

冬の間はミルクボランティアもお休みだし、紹介できる猫さんがうちには居ないので・・・
ペットショップもいいんだけど、まずは・・・と思い「たくさんのかわいい保護猫さんが暮らしている愛護センターを見学してみない？」と提案してみたんです。
もちろんセンターじゃなくても、他のボランティア団体や個人保護の方も紹介させてもらおうとも考えていました。

猫と暮らしたことも触れ合ったこともはじめての同級生は「保護猫？」「愛護センター？」といった感じでした。
それが普通の反応だと思います。
私も内心ちょっとドキドキしてました(笑)
福井愛護センターは新しく綺麗でスタッフさんたちも愛情たっぷりお世話してくれている場所なのですが、初めての猫ふれあいでたくさんのケージや保護猫たちを見るのはびっくりするかな？と。

そして当日、予想通り同級生は「え！！！」と驚いてて、福井ってこんなに収容されている犬や猫がいるの？なんで？どこから？どうなっているの？と現実を目の当たりにして、少しショックと疑問と（もちろろん興味も）辛くて込み上げるものがあったようです。
⭐︎福井のセンターは全く悲壮感などはないですし、とっても明るい施設なので大丈夫ですよ！！笑

でもね、ここに居る子達はとてもラッキーなんだよ。
冷暖房完備だし、これから新たらしい飼主さんとの暮らしを待っていられるから。と私とスタッフさんで一生懸命「保護」ということを説明しつつ ワイワイと話したり見てもらったり。
普段から保護猫活動をしていると、慣れてしまっているせいかこれが普通って思い込んでいて。
怪我や病気で収容されている子、多頭崩壊でお腹をすかせて保護されてくる子、捨てられた子、迷子の子・・・たくさんの事情があってここに辿り着いた子たちです。初めて見るには驚きや疑問が出ることは当たり前なんだなと。

でもね「かわいそう！」って思ってほしくないんですよね。
確かにかわいそうかもしれないし、寒かったり痛かったりしてたのかもしれない。お外にいた頃は辛かったと思う。
でも同情の気持ちでお迎えはしてほしくないし、決して感情的になりすぎてほしくないんです。色んな順番や冷静さを見失ってしまうから。
寄付だってそうです。
かわいそう！って突発的に寄付をするのでなく、しっかり動物たちにお金が使われているのか、適切なのか、しっかり見極めが大事だと感じています。

だいぶ前にうちに来客があって、そのときに保護子猫部屋にも入ってもらったんです。
お客さんは子猫たちを見るなり「かわいそう！！！」って言って。
とてもじゃないけど私は良い気分になるはずもなく・・・・
悪気があったわけではないのでしょうが、不憫に見えたのかな？
掃除もしっかりしてるつもりだし、懐こくニャーニャー鳴いてる姿が悲しく見えたのか？
・・・とても悲しく残念な気持ちになりました。
その時は黙ってましたが、これからはちゃんと保護猫についてお話をしっかりしたいな！と心がけるようになりました。

もちろん私も かわいそうって言うことも多くありますけどね。
「かわいそう」ってあくまで人間目線で上から目線の言葉だと私は思うんです。
そうじゃなくて、一緒な同じ目線に立ちたいなって。
だって家族になるんだからね。そして人間のほうが幸せな気持ちにさせてもらっているから。
人が与えるのはもちろんですが、犬や猫たちから与えてもらえる幸せな感情って特別じゃないですか。ふわふわのあったかい可愛さ！たまらないですよね～。

だから保護犬猫を「かわいそう」って思わないでほしい、これから「明るく暮らせる子たち」って切り替えてほしいんです。
きっと犬も猫さんたちもそう思ってほしいはず！
改めてそんなことを振り返られる、自分も良いキッカケになりました。

イレギュラーお預かりの子たち

そこで出会った1つのケージで過ごす3猫さん。
12月から私もセンターを訪ねる度にこの子たちを見ていたので、「まだお家決まらないんですね～」と。
「まだ少し警戒もあるし、なんせ猫数が多いからまだ飼主さん待ちだわ」とスタッフさん。
同級生もじっと見ていて・・・
「この子たちをお迎えしたい！！！」と！
「いきなり３猫も大丈夫？」とも話したのですが、「くっついている姿を見たら離せられないよ～」と。優しい・・・！笑

もうしっかり成長できている子たちだし日中も十分お留守番できる、私的には逆にうちで預かるような幼い子猫よりもこのくらい大きくなっている子たちが理想だなと思いました。
そして兄妹で一緒に居れるってことも含めて、良いのかも！と。
お仕事もしっかりしている方なので、この子たちに何かあっても十分に医療などにもかけてくれます。

あれよあれよと話が進み、同級生もスコティッシュやミヌエットや～って話してたこともすっかり頭になくなってて(笑)
もちろんどこでどんな子をお迎えしても「ご縁」だと私は思っていたのですが、センターの子たちを迎えてくれることになりました。その日に(笑)
ただ、これから猫たちと暮らすことを前提に検討段階中だったようで、早めに引っ越ししなければならないとなり（今はペット不可賃貸住まい）
もう家はほぼ決めてたようですが、引っ越し準備・引き受け渡し含めると2月末頃予定となりそうなんです。

さすがに愛護センターも次から次へと保護っ子さんが来るし、すでに収容もいっぱい・・・・約1～2ヶ月も預かるのは…となって、じゃあ引越しが終わるまでうちで預かるね！って話になった次第です。

まだまだ警戒中の３猫さんたち。
これからどのくらい人馴れできるか？お互いドキドキです(笑)
雪のせいでお預かり予定も遅くなってしまったので、短時間でいかに人間との生活に慣れるか～。といっても保護猫部屋で過ごしてもらうので、24時間人が居るわけではないんですけどね。

パパの猫アレルギーも心配・・・
赤ちゃん猫はすぐにシャンプーできるけど、この子たち大きいからなぁ(笑)でもやるしかない！様子をみつつシャンプーやブラッシング頑張ります！
いろんな意味でイレギュラーなお預かりなんです♪

お名前はもうすでに決まっていて「ちょび」「ちょこ」「ちょき」の「ちょトリオ」ですー！（みんな女の子）
ふたりは本当の姉妹で、ひとりは同じ地域に居た親戚の子って感じ。でも一緒に過ごしているからもう3姉妹ってことで。
同級生も今からワクワク楽しみにしてるみたい♪
もう新しいお家は決まっているので、フードやグッズなど同級生にすでに買ってもらいました！うちでそのまま使って、引越しにもそのまま慣れたグッズを持って行けるから丁度良いなと。
こっちも助かります！

さてさて しばらくの間にはなりますがあたたかく見守っていただけますと幸いです。よろしくお願いします！

ブログ「ひとりっ子猫だった「コロちゃん」 大病と闘っています」
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FIPについてもまとめています。
寄付とかクラウドファンディングとかされている方も多いですが
正しいことを知ったうえでいろいろと判断してもらえたらと思いまとめました。
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