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黒猫は不吉?伝統・統計・偏見から検証する真実とは【猫の神話バスター】

猫の神話バスター

猫の神話バスターということで猫界隈でよくまことしやかに言われていることが真実なのか?
それを、ある程度しっかり調べつつ、個人的主観を大いに入れてアップしていきたいと思います。
まぁそれっぽいことを並べてそれっぽく検証するここに書かれていることを信じるもよし
さらに自分で調べて信じるもしくは信じないも自由。私はここにあることが事実かどうかよりもこのシリーズを読んでみなさんがどう考えどう行動するか?
その方が興味があります👨
同じく、シリーズとして、「ふわっとてつがく」をはじめようと思います。
猫と直接は関係ないのですが、猫と生活をする上で考える力は一緒につくと思っています。
ただ私が、結構突き詰めるタイプなので難しいというか「えっどういうこと?」みたいに感じる方もいるかもしれませんが
私の考えよりは同じ題材で皆さんにもぜひ考えてみてほしい、そして人それぞれ違うんだということや、逆に結構同じような考えの人もいるんだ~
みたいなことを思っていただければと思います。前置きが長くなりましたがそれでは黒猫の話題へ・・・

「黒猫=不吉」というイメージは、古くから伝統や民話、魔女伝説などを通じて世界各地で語られてきた。しかし、その迷信は現代の統計や動物保護活動のデータと照らすと、誤解や偏見に基づくものが多く含まれてる。この記事では、歴史資料や動物団体の一次情報を元に、「黒猫は不吉」という猫神話の背景と現状を整理し、不公平な扱いが本当にあるのか、そしてそれをどう改善できるのかを探ります。みなさんは、「迷信の発祥」「譲渡率・収容期間のデータ」「文化による良いイメージ」などを知り、黒猫に対する捉え方を考えるきっかけになればと思います。

猫の神話(主張)+出典と引用/要約

黒猫を「見ると不吉」「悪い前兆」と考える文化があり、魔女や悪霊と結び付けられることもある。

【出典:ASPCA Pet Insurance】
“Black cats and black dogs have long been the subject of myths and superstitions, often unfairly labeled as symbols of bad luck.”
(要約:黒猫や黒犬は長年、迷信の対象とされ、不運の象徴として不当に扱われてきた)

【出典:CASPCA】
“While black cats have been unfairly labeled as symbols of bad luck, the truth is that they are just as affectionate, playful, and loyal as any other cat.”
(要約:黒猫は不吉とされることがあるが、実際には他の猫と同じく愛情深く忠実である)

データ/事実(一次情報)

英国動物保護団体 Blue Cross の報告によると、黒猫は他の毛色の猫に比べて譲渡までに時間がかかるケースが多い。
ASPCA(米国動物虐待防止協会) は、黒猫の収容率は高いが譲渡率も高いと報告しており、「不吉」という迷信が直接的に飼育の妨げになっているわけではないことを示している。
2024年の研究(米国学術誌・PMC掲載) では、黒猫に対する「無意識の偏見(implicit bias)」が存在することが確認されており、猫を飼っていない人ほど否定的なイメージを持ちやすい傾向がある。

結果(検証で判明したこと)

文化的・歴史的には「黒猫=不吉」という神話が存在するが、地域や時代により「幸運の象徴」とされる場合もある。
現代では動物保護団体のデータから「譲渡に時間がかかりやすい」ことが確認され、無意識の偏見が影響している可能性が高い。
科学的に「黒猫=不幸」とする根拠は存在しない。

考察

「黒猫は不吉」という神話は中世ヨーロッパの魔女狩りや民間信仰を背景に広まり、現代でも映画や物語の演出で繰り返し利用されることで強化されてきました。一方で日本や英国の一部地域では「黒猫は幸運を呼ぶ」という文化もあり、評価は両義的です。

現代のデータを見ると、黒猫が譲渡に時間を要する現象は確かに存在していますが、それは性格や健康ではなく「見た目や文化的偏見」に起因するものです。無意識の偏見を可視化した研究結果も、それを裏付けています。

このため実務的には、動物保護団体や譲渡施設が「黒猫キャンペーン」を実施したり、写真撮影の工夫で黒猫の魅力を引き出したりすることで、神話の影響を減らせると考えられます。

私の考え

「黒猫=不吉」というイメージは、子どもの頃に聞いた物語や、映画・ゲームの演出を通じて自然と刷り込まれているものだと思います。気づけば「黒猫=魔女」「黒猫=不幸」という図式が、私たちの頭のどこかに残っているのだと思います。

データを見れば、黒猫は他の猫と同じように愛情深く、人懐っこく、魅力的な存在です。それにもかかわらず「写真映りが悪い」「怖そう」という理由などで譲渡が遅れるのは、本来の価値を見誤っているとしか言えません。もし偏見を和らげる工夫をもっと行えば、黒猫の選択機会は広がるはずです。

また、黒猫を「幸運」とする文化的事例をもっと紹介することも重要です。日本では「黒猫が前を横切ると良いことがある」とされる地域もあるし、英国の漁師は航海の安全を祈って黒猫を飼っていたと言われています。つまり、同じ存在が「不幸」にも「幸運」にもなるのは、事実ではなく解釈の問題です。

私は、神話をそのまま信じるのではなく「データに基づいて見直す」ことが必要だと考えます。黒猫が不吉かどうかは科学的に証明されるものではなく、むしろ人間社会の意識によって決まる。だからこそ、黒猫をめぐる物語は「猫の命の公平さを考えるきっかけ」に変えていくべきだと思います。

人は見た目に影響を受けやすく、知らず知らずに得た無意識な情報にも影響を受けやすい
だからこそ、本質を見る目。事実と物語を区別する能力を高めていかなくてはいけません。

黒猫を見たときに「不吉」と感じるのはなぜでしょうか? あなたはどう考えますか?

あとがき

くろまめは黒猫。
乳飲み子だったころはその風貌から「熊五郎」と名付けていました
くろ まめ ということで通称「くまちゃん」
うちには白猫っぽいだいずとキジトラのあずきがいます。
どの子もかわいいですが、特にくろまめはものすごく人っぽくてかわいい
でもそれは柄とか色とかじゃないです。
だいずは、最初は白猫でした。でも年々色がついてきて、今では白三毛・・・
しっぽなんて白の要素は全くなくなった・・・
でも何も変わらない。かりに白から黒になっていたとしても変わらない。

まぁ私はもともと黒いものが好きなんですけどね💦
身の回りのモノは大体黒。服も毎日黒。

たまたまですが
そういえば黒猫推進委員のTシャツが皆さんの声から出来上がりました🎉

だからこの黒猫の話題にしたのか!と思われるかもしれませんがホントにたまたま
第一回目の今回は最初から黒猫のことと決めていました。
何回かは書くことが決まっていますがもし何か猫界隈の神話があればそれについて調べて考察していきますので
是非、YouTubeの方にでもDMください。

出典まとめ

一次情報

ASPCA Pet Insurance「Debunking Myths about Black Cats」→【抜粋】原文引用+要約
Blue Cross(UK)「Rehoming Report」→【参照】譲渡データを紹介
学術論文(PMC, 2024)「Implicit Bias toward Black Cats」→【要約】無意識の偏見を確認

二次情報

BBC News「Black Cats and Superstition」→【要約】黒猫に関する文化的背景を紹介

三次情報

個人ブログやSNS投稿→【参照】迷信の事例紹介

ミルクボランティア🍼※2025.8.9現在  ▶2025年|卒業:04猫 在籍:03猫+ばんちゃん   ▶2024年|卒業:26猫   ▶2023年|卒業:22猫  ▶2022年|卒業:30猫  ▶2021年|卒業:40猫  ▶2020年|卒業:45猫 《nekodea》ミルボラ・デザイン・イベント企画 《宿と猫》ねこホテル&シッター・ステッカー販売 my family🐈 だいず🤍あずき🤎くろまめ🖤 居候🐱ばんちゃん

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