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「ペットホテルを開業したい」と質問が結構来るのでお答えします
SNSなどのDMでまぁまぁ「ペットホテルを開業したいけどどうしたらいいんですか?!」的な質問が増えてきましたのでブログで書こうと思いました。なるべく今の正しい情報を書いていますが、時が経つにつれ情報劣化や修正忘れなどが出てくるかもしれません。なにより、各県違いが少なからずありますので、ここではあくまでざっくりした情報という気持ちで読んでください👨
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- 動物関係→管轄の保健所
- 猫カフェなどで飲食を提供するなら+で管轄の保健所
- 規模が大きいなら+で管轄の消防署
猫関係のお店を開業する流れ
- 何をするか決める(ペットショップ・ブリーダー・ペットホテル・猫カフェ・・・など)
- サービスの内容により種類(第一種動物取扱業)を決める
- 資格を取る(すでに動物系専門学校などを卒業しているもしくは獣医師や愛玩動物看護師などの国家資格保有者は不要)
- お店(店舗)を準備する。
- 管轄の保健所に申請書と必要書類を提出する
- お店ができたら保健所の立ち入りの予約→問題なければ登録証が発行されます
- 開業
※ただし国家資格取得者以外は実務経験が必要になるので、同じく第一種動物取扱業者の元で6か月以上(時間や内容など細かく決まり事もある)受ける必要がある
★必要書類は地域によって違うと思いますが、福井市で私たちが開業した時は、開業の場所の地図と店内見取り図(備品の設置場所や換気扇や空調設備・窓なども記入)・役員の氏名と住所・法令順守の書類・資格のコピーなど他にも土地建物が別の所有者であればその使用承諾書なんかも必要でした。
猫カフェはさらに細かく何をどのくらいの規模でするかでさらに必要なことが出てきます
- 防火管理者の資格(収容人数が30人を超える場合は「防火管理者」を置く必要がある)
- 食品衛生許可証(既製品の販売で製造をしない場合は販売店なので不要)
※猫カフェでなくても必要
さらに言うと、猫といる場所と厨房や販売する食品置き場に猫を入れないなど細かいルールもあるので工事(設計)の段階から考えておきましょう。
第一種動物取扱業の種類(5つ)
第一種動物取扱業を開業する場合「種類」があり、自分が何をするからどの種類が欲しいかまたは将来これもするからこの知識を得ておく(卒業なり資格なり)必要があります
- 販売
- 保管
- 貸出
- 訓練
- 展示
ややこしいのですが動物取扱業者(社長)が営業するにあたり動物取扱責任者の選任をしなくてはいけません。責任者の資格要件を次にまとめます。
※社長が責任者を兼務することも多いかもしれません。
動物取扱責任者の資格要件
★令和2年6月1日施行の改正動物愛護管理法により変わりました
- 獣医師(国家資格)
- 愛玩動物看護師(国家資格)
- 資格+実務経験
- 教育機関卒業+実務経験
※教育機関卒業…獣医学、動物看護学、畜産学などを学ぶ大学、専門学校など
※資格…専門性を有する社団法人等の試験に合格
上記は開業に向けてのほんとの入り口になります。さらに細かく「専門性を有する社団法人」ってどれ?とか、第一種動物取扱業者で6ヶ月以上の実務経験の証明ってなどに関しては、さいたま市のサイトにまとめられているので参考にどうぞ♪
資格要件などの詳細はコチラさいたま市サイト 【出典:さいたま市WEBサイト】ただし専門性を有する社団法人とかも各県によって認めているものとそうでないものもあります。ちなみに福井県はこんなになかったですねー👨いろいろ各県で解釈が違うからすべてにおいて県や市、県保健所等に確認が必要です🐻
私たちもありましたが他の県で当たり前のことや社会的に当たり前だろうと思っていても、県によっては「えっなんでそうなってんの?!」みたいな謎ルールというか~つじつまが合わないルールが結構あるはずです。登録の許可が出るか出ないかは発行元に聞くのが一番、ざっくり知ったうえで開業の土地で最終確認をしてみてくださいね👨
●あとがき
動物にかかわる仕事がしたいとか、お店をやりたい!ということはすごくいいことだと思います。声がまぁまぁあったので簡単ではありますがまとめてみました👨他にもいろいろ質問があれば都度、こちらにも(追記という形で)アップしていこうと思っています。テーマが大きく変わりそうな内容は別で書きますが・・・🐻