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ミルボラ体験記

【まさに緊急保護】生まれたての子猫が産み落とされていたと連絡がありました

こんにちは、世話人のsayaです。

赤ちゃん猫の預かり状況

今回ちょっとイレギュラーで子猫たちの預かり状況が変わりました。
もちろん予定も計画も立てれる活動ではないので、こういった対応にすることもあります。
私のインスタを見てくださってくれている方々は十分ご理解くださってくれると思いますが、致し方ないこともあるし、何よりも子猫さんたちの体調・そして成長のことを優先して動いていることです。

【まさに緊急保護】生まれたての子猫が産み落とされていたと連絡がありました

本日急遽、産まれたばかりであろう茶トラ5兄弟を預かれないかとセンターから連絡がありました。
現在 産まれたての小さな子を預かれるボランティアさんは居ないそうで、今わが家にいる4猫(ゴロピカドン&新入生のキジ白)と入れ替えをしませんかと提案いただき。
4猫くらい元気で成長できてる様子なら、預かりを頼めるボランティアAさんがいるから…とのことで、トレード(言い方悪いけど)という分散形にしましょうか?と。
私への負担を減らすためのご提案です。

色々考えた結果、まだお名前の決まっていないキジ白の新入生ひとりをお引越しという形にしました。
実はその子の兄弟ひとりも危険な状態だったため、センターのベテランスタッフさんがお世話をしてました。
今日になって調子が良くなってきたようで、それなら兄弟また合流させて その別の預かりボランティアAさんに託そうかと。
ちょうど新入生くんもおめめの風邪も良くなってて、ぱっちり目も開いてきてたので…元気もあるし、ミルク経験もあるAさんらしいのできっと大丈夫。
センターで兄弟と合流しましたが、ふたりとも元気いっぱいミルクー!!と叫んでました(笑)
あちこち環境が変わってしまってごめんね。
たった2日だったけど、わが家で過ごしてくれてありがとう。

正直成長を見届けたかったのですが、現在のうちで出来る範囲の優先すべきことを考えた結果です。
ゴロピカドンたちはお名前も決まっているし、さすがにこのままお世話させてほしいという個人的な思いもあって…
でも絶対に無理はしない方がいいと考えて、こういった体制に落ち着きました。
もちろんこのまま預かれることもできたのですが、仕事しながらのお世話はいくら自宅勤務とはいえ歳には勝てない…と体が申してまして。
春から続く睡眠不足もあって、分散できることはさせてもらおうと思いました。ここ2日ほどお風呂も入れてない(笑) 今の私に近づくと臭いです(笑)
でも好きでやってることなので愚痴を言うつもりではありません。甘えれるところは甘えてしまおうと。

新入生のキジ白くんを応援してくださって、成長を楽しみにしていた方も多かったと思います…すみません。
昨夜もインスタライブでお披露目もしましたし…
去年の卒業生ちむちむにも何だか似てて愛くるしい子だったし…さみしいけど…
その代わり、今日来た子たちの成長サポートができるように精一杯努めます。

まさに産まれたばかりの子たち

そして茶トラ赤ちゃんたち、話を聞くと90gの産まれたての子たちで…体も冷たく、かなり危険な状態。へその緒もついたままで、どうやら母猫が産んですぐに何らかの理由で1~2日ほど放置状態だったそう・・・
街中の市街地、外のビニールシートの上に産み落としてたと。
血の塊もあったらしいので出産現場かと推測できます。
朝晩だいぶ冷え込んできたし、よく生きてたなと。

とりあえず急いで向かうことに。その間もスタッフさんがドライヤー・ヒーターで温めててくれてました。
90gあるけど体はふにゃふにゃで、まさに産まれたてな感じです。初乳も飲めていないかもしれません。
体が弱い可能性がとても高いです。
未熟児だと60gくらいで産まれてくることもありますが、この子たちは80~90gで産まれたのかな。

そして、センターに着いたときには一番小さい80gの子が残念ながらお空へと旅立っていました。
スタッフさんもこすったり、さすったりしてくれたけど…
もう、こればかりは誰も悪くない…
かわいそうと思わずに、がんばったねって言ってあげたいです。

残った4兄弟も本当にどうなるかわかりません。
シリンジで1ミリほどミルクを口にする感じです。
触るのも怖いくらい。

よく乳飲み子を育てて、1~2時間おきにミルク!と大げさに言う人も居ますが(体重200・300gあるのに)
まさにこの状態は1~2時間おきです。
オリピク組のことを思い出す・・・
めちゃくちゃ怖いです。

本当は投稿もブログも書かないでおこうか悩みました。
書いてて辛くなるし、そう受け取ってもらうのも嫌なんです。
マイナスなことは言いたくないけど、さすがにどうしても自分自身 最悪な事がよぎってしまう。
人間が育てること自体が、自然に反していることなのです。
4兄弟赤ちゃんたちの頑張りを少しでもお手伝いできれば…
やれるだけやってみます。

どうか、子猫がかわいそう!じゃなく、がんばろう!がんばった!がんばってるね!と受け取って頂けますと幸いです。
最善を尽くします。

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sayaママ

sayaママ

Instagramとブログ担当

幼少期からほご猫と暮らす環境。現在は3猫のママ。 デザイナー・猫ホテルとミルボラの世話係。

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2022年6月15日追加

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