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ミルクボランティアもコミュニケーションが大事っていう話
ミルクボランティアもコミュニケーションが大事っていう話
✴︎Merry Christmas✴︎
こんにちは、世話人のsayaです👩
クリスマス🎄の時期ですね。
コ〇ナ禍となってお出かけもしなくなったので
テレビからなんとなく伝わる季節感を感じている日々。
去年の今頃はまだ預かり子猫さんたちが居ましたが
今年は居ないので、家族でダラダラと過ごすことになりそう。
今年は振り返ると4月から預かりがスタートして、
絶え間なく子猫たちがやって来てくれて…
愛護センターからもお墨付き(?)がついたのか(笑)
生まれたての目も開いていない子たちをお預かりすることもしばしばでした。
みんなが元気な子たちばかりではなく、やっと息をしている状態の子も…
お空へ旅立った子もふたり居ました。
手のひらに収まるくらいの小ささで、儚くて、尊くて…
そして悔しくて悲しくて、救いようのない辛さも経験しました。
でも悲しんでばかりいられなく、そんな想いも次の子たちのお世話への活力へ何とか切り替えて👩
フォロワーさんからも、勇気をたくさんもらいました!
そして元気にみんな卒業でき、素敵なおうちへ行けましたね~!
今年卒業した子たち、避妊去勢手術完了!ワクチン完了!のご連絡をぞくぞく頂いてます。
もうそんな時期なのか~としみじみ。
一緒に送られてくる写真や動画を見ながらほっこり~👩
飼い主さんたち、本当に猫想いの優しいパパ・ママさんばかり。
特別ご連絡を頂かなくても、投稿でたまに見れるだけでもありがたいんです。
全員が全員、「ちょ~健康で何もない」訳がないですから、体調面や何かしら問題行動や悩みが色々出てくることもあります。
アドバイスできることがあれば力になりたいし、一緒に悩みたいですね。
かなり微力で申し訳ないのですが、やっぱり卒業した後もずっと愛情は残っていますので~!😻
なぜ私がこんなにも卒業生のことが気になるのかと言いますと
過去にとても残念な出来事がありました。
かなり長くなってしまうので(すでに長いけど)抜粋して書きます。
兄妹子猫でお迎えした、とある里親さんがいました。
とてもきれいな先住猫(ブリーダーから買った子)がいるおうちで、それはそれは可愛がっている様子です。
保護猫を迎えたいとう事で、ここのお家なら…と思い、条件などもしっかり話し合い後、託しました。
数日して「ご飯を食べてくれない」とメッセージをもらい、
「病院へ行ってきて診察してきました」と少しだけやり取りをしてその時は一旦終わりました。
しばらくして何も連絡がないし、SNSもログインしていないのか…
モヤモヤしながらもメッセージを送りましたが返答なしだったので、電話してみることにしました。
コール音が鳴って割とすぐに「はい。」と出ました。
「こんにちは!二宮ですが、猫たちはその後どうですか?」
「・・・・・・・・」
ブチッ!!!
え?????切られた!?
びっくりして、もう一度かけましたが出ません。
でもさっき出たよね?画面を確認しながらもう一度…
やっぱり出ません。・・・どうしよう…
もうその時には「子猫たちになにかあったんだ!」と直感的にわかりました。
このまま着信拒否にされそうな気がします。
譲渡契約書に情報はすべて書いてもらっているし、一度家まで行くしかない!
メッセージで「今から伺います」と一言だけ入れました。
しばらくして向こうも焦ったのか、ようやく返事が
「子猫はあのまま亡くなり、先住もそのせいか体調が悪くなったので、1匹は知り合いにあげました」と。
一応、謝罪の言葉もつらつらと書かれていました。
落ち込んでいて連絡ができなかった…とも。
私に怒られるとでも思ったのでしょうか。
こんな大事な事、電話を折り返してくれるのが普通では…
しかも1匹を勝手に譲渡してるって…ありえません。
人としてどうなのか。そもそもそんな家に渡してしまった自分が悪かった。情けないし、悔しいし、本当にショックで、なんて馬鹿なことをしてしまったんだと。
私に暴露しスッキリしたのか、翌日 平然とそのきれいな先住猫の写真や動画がSNSに上がっていました。
かぶりものをして、ケーキとバルーンで飾り付けて「お誕生日おめでとう!」という内容でした。とても楽しそうに文章も書かかれている。体調も悪くなく誕生日を迎えていたようです。
私に見られてマズいと気づいてか、そのあとすぐに私のアカウントをブロックしてきました…
本当に、人間的に、道徳的に、人道的に どうなのだろう。
亡くなる前に、勝手に譲渡する前に、子猫たちを返して欲しかった…
けどもう戻ってはこない…
とりあえず後の経緯も含め、あまり詳しくは書けないのですが、こんな出来事があったんです。
警察も行政もこういった件は動いてくれません、いや動けないんです。
個人で動くにも限界がある。揉め事になる可能性大で、逆にこちらが不利になってしまう場合も。
弁護士に相談・依頼することもギリギリまで悩みました。
動物に対する法律も弱く、裁けない日本の現実も目の当たりにしたということだけ書いておきます。これが人間の子だったら犯罪なのに…
当時は精神的にも辛い日々を過ごし人間不信になりそうでした。
しかし、夫をはじめ、保護猫活動をしている各地域のボランティアさん、団体さん、友人、愛護センターのスタッフさんにも話を聞いてもらったり励ましてもらったり、アドバイスをいただいたり…
逆に注意喚起にもなったよ!と言ってくれたり。
そしてまだまだ手助けが必要な猫たちがいるという実態。
“自分にできることはなにか”を奮い立たせて、今も預かりボランティアを続けています。
こういった経験も踏まえて、譲渡はより慎重になりました。
だからと言って、この先の飼い主さんに厳しくするつもりは一切ありませんので重く受けないでくださいね♪
自分の足りない所もあったんだと考えるようにしています。
猫のこともですが、人と人とのコミュニケーションを重点に置いて譲渡前も譲渡後も気をぬく事がないように。
素敵な里親さんは猫だけじゃなく、こちらのことも優しく気にかけてくれます。
とはいえ、私たちも絶対に上からにならない・丁寧・謙虚でいること、相手のことを気遣うように心がけています。
「SNSやWEBで譲渡を募る・決めるのはどうなのか?!」という意見もあるかもしれませんが、私はこれが逆に良いのではと思っています。
結局1度会っただけ、譲渡会やお見合いだけで良い人だ!とは判断できないんです。
譲渡が決まっても、お迎えの日までに何度も何度もやり取りをします。
今はありがたい時代で、テレビ電話やリモートも便利に活用させてもらってます。
それが嫌な方や返事がこない場合は、あぁ~ただ簡単に子猫が欲しかっただけなんだ…
譲渡する前に気づいてよかった!と思えますしね!
だから卒業生の飼い主さんからご連絡や報告が来ると、この上ない喜びを感じるんです!
本当に嬉しくてホッとする瞬間です♪
うわぁ、めちゃくちゃ文章が長くなってしまった…👩
暗くなってしまい、すみません!
至らない点もまだまだありますが、どうかお付き合い頂けますと嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
みなさん素敵なクリスマスをお過ごしくださいませー!!
※ずいぶん前にあった出来事です。写真の猫たちは全く関係ないので気にしないでくださいね。
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