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ミルボラ体験記

保護猫から家猫へ。トライアルより最初から兄妹ねこがいいよね

こんにちは、世話人のsayaです。

ねむねむ&てなてな兄妹卒業!

ねむねむくん·てなてなちゃん、ふたり無事に卒業となりました!嬉しいな~!だってこんなに仲良しな兄妹がこれからも一緒に居れるなんて。
とても素敵なご縁がトントンとやってきてくれました。

飼主さんご夫婦も首を長くして待っててくださったようで。というのも、エントリーする前からもう猫をお迎えすることを心に決めていたそうで、すでにケージを準備していたのです!
一度は譲渡会に見学へ行った事もあったようで。そんな矢先ふとInstagramでこの可愛いふたりを見つけてくださって、一目惚れしてしまったんだそうです。
だって可愛いもんね~♡

何をするのも一心同体で、わが家にいる時も同じ行動·同じ仕草だったんですよね。
お顔は似てないけどやっぱり兄妹なんだな~って。
最初はひとりで···と思っていたそうですが、きっとまたふたり目(2匹目)を迎えたくなるだろうからってことで兄妹一緒にお迎えすることに。

でもこの話、本当に多いです。
最初は1匹で様子をみたい…と思っているご家族さん、ほぼ高い確率で2匹目も!となります(笑)
むしろ後ろ向きだった旦那さんが大の猫好きに豹変してしまうという現象も多々あり!

2匹目をご検討するのも良いですが、先住ちゃんが受け入れない事も稀にあります。でも時間と順序をしっかり考えてお迎えすれば割と上手く生活できます。
よくトライアルで先住がストレスを感じてしまったから~と戻ってきちゃったという話を聞きますが、トライアルもたったの1~2週間では正直わかりません。
私の経験から言うと、最初の1週間が隔離部屋を設けつつ、初対面の仕方や工夫はとても重要な事です。それをすっ飛ばして急な顔合わせだったり配慮などがないとどうしても先住が怒ったりストレスを感じてしまうんです。
それは人間が工夫すべきであって、譲渡する側もアドバイスや努力はしたのかな?と少し疑問に思う事もあります。
だって自分のテリトリーに急に知らない奴が来たら、誰だってストレスですよね?猫はデリケートなので特によく考え·配慮してみましょう!

と、そんな心配がないのはやっぱり最初から兄弟ふたりでお迎えをすればそんな不安はありません。お世話の手間もそんなに変わらないです。

ねむてな兄妹も、新しいお家で早速遊び回ったり探検したりとすごく楽しそうでした。
特に仲良しなふたりは心強い事もあるのか、同じようにくっついて歩いているのですぐに順応してすでに伸び伸び生活しているようです!

飼主さんも猫をお迎えするにあたり、色々と質問くださったりメモをとってくださってたりと私としてもとても安心できました。
きっとたくさんの愛情で可愛がってくださるんだろうなぁと嬉しく思います。
Instagramアカウントも作ってくれていたので(ありがたい!)こっそりと可愛いふたりの成長ぶりを見守っていきたいと思います。
皆さまも応援くださりありがとうございました!

キジトラ2人兄妹のこと

先日ブログに書いた、預かり予定だったお外猫のキジトラふたりですが、保護後しばらく愛護センターでお世話してもらっていました。
その後こちらで預かる予定だったのですが、このまま健康チェックと里親募集もしてくれることになり···と、それが先週の話だったのですが、あっという間にセンターの譲渡会で里親さんが決まり、もう新しいお家へと出発との事です。
こちらで預かるスキすらなかった···笑
でも寒くなる前に暖かい場所に移動できてよかったです。

とても懐こい子達だったようなので、地域の餌やりさんも優しく接してくれていたのではないのでしょうか。
愛護センターも関わってる現場で、携わっている方達がTNRを進めている子たちも多い地域だったんです。
しかしながら、そこに私が預かりを申し出てのやり取りはじめ、連絡対応など、非常に疲れてしまいました···。やっぱり現場ごとにそれぞれのスタンスがあるので、動いている人たちに任すことが1番なのかなと…頭ではわかっていたけど改めて教訓になりましたね。
猫と人の問題は本当に難しいです。

まぁでも寒くなる前にキジトラふたりさんが動かせたことは良かったのかな。
そう思うことにします。
ふたりとも、幸せに暮らしてね~♡

パパの独り言

正直わたしは「トライアル期間」なんて無意味だと思っています。
なのでnekodeaではやっていません。
あまり猫に対してかわいそう~とか言わないですが、トライアルは可否も含めて人間の都合と判断です。
それに猫が振り回される。先住もいきなり「誰っ?」って感じ(トライアルをする人はダメならまたする)だしトライアルの猫も新しい環境でさらにダメならまた戻る・・・
戻ったら同じところに戻るんだからと思っているのは多分人間だけ。ねこにとって1週間別のところに居たら元の場所も新しい環境です。
それでもまだそのまま家族として迎えられるならいいですがそうじゃないこともある。・・・ひょっとしたら何度も家に知らない猫が出入りする先住ねこのきもち、何度もいろんな家に連れて行かれて戻ってくる保護猫のきもち。どう思いますか?皆さんもそれぞれの、譲渡する人・迎える人・先住猫・保護猫の立場で想像してみてください

私はこう思うわけです
知らない猫同士が慣れるのなんて1週間や2週間じゃわかりません(例外はあります)
それに、いきなり先住と合わせるというのは、保護のタイミングや施設の状況によっては感染症や病気のリスクもある。最低でも1週間くらいは隔離しながらちょっとづつ匂いを覚える
少し対面させてみる。・・・とだんだん慣れさせていくことが必要なんです。うちでも先住がいて2猫目3猫目と家族に迎えて頂いた方もいます。
でも今まで戻ってくることはありません。中にはなかなか大変な思いをされていることもあると思います。それでもそれも含めて気長に覚悟を決めて家族を迎える気持ちは大事なんです。
モノじゃないんだから・・・。「猫はモノ」じゃないと言っておきながらダメなら返すとか・・・???アレっそれってモノじゃないですか?って思うわけです。言い方変えたら「この掃除機、1週間使ったけど全然ゴミ吸い取らんから、返品するわ~」となんら「本質は」変わらない。

うちの場合は、白猫のだいずを迎え、そのあと約2年後あずきが成猫の状態で迎えました。その数年後くろまめを迎えました。みんなそんなに仲がいいとはいえません。たまに「うヴぅうう~」とかバシバシやりあったりとかしてますし・・・それでもね。よくわからないタイミングでなんだか結託しているんですよみんな。ちょっと遅く帰ってきたり、誰かをシャンプーした後とか、くろまめを散歩に連れて行った後とか・・・
普段は仲もよくないしケンカもしてるけどそれでもそれぞれが家族なんです。お互いなんだかんだで心配してるんです。そういうのを見るとなんだかうれしくなるしね🐻
つまり何が言いたいかというと1か月2か月じゃ大丈夫かどうかなんて(猫次第)わからない。それに最初から合わしちゃダメ。病気・感染症のリスクだけじゃなくて、猫の性質上ストレスです。
それをわからない、団体などの譲渡にトライアルを設けていることにはっきり言って残念で仕方ない。トライアルをしたいという気持ちはわかりますが、それが数週間じゃわからないという当たり前のことをアドバイスできないことに疑問すぎる???「それって団体の都合ですよね?!」。トライアルをやめて、迎えてもらう。もしホントに無理と思ったらサポートやアドバイスをすればいい思うんです。最悪、別の家族を探すなどの選択も含めて・・・。でもこの後からのサポートやアドバイス、避妊去勢をしたかどうかの確認など譲渡後のケアをしていない団体ほどトライアルをしている感じがありますし、そういう飼えなくなった方の相談・DMがたまにきます。それってホントに猫のためなのかなぁ?!

家族に迎える「覚悟」が必要
何か問題が起きたときに
団体の「支え」も必要
どちらもないか、どちらかがないように
トライアルの仕組みは
感じてしまうんですよね~👨

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sayaママ

sayaママ

Instagramとブログ担当

幼少期からほご猫と暮らす環境。現在は3猫のママ。 デザイナー・猫ホテルとミルボラの世話係。

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2022年6月15日追加

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