YouTube・Instagramは毎日更新。ブログは不定期更新。
獣医師ブログ
猫が貧血になったときの症状
そもそも貧血とは、
血液中の赤血球の割合が
正常値よりも少なくなっていることを言います。
赤血球は、
酸素を組織や細胞に届ける重要な役割をしています。
なので
貧血が進行すると、
さまざまな細胞に酸素が届けられなくなるので
・すぐ疲れる
・あまり動こうとしない
・元気がない
・食欲がない
・歯茎や舌などが白っぽい
などの症状が現れます。
貧血が原因で
息切れの症状まで出ているとなると、相当深刻です。
貧血とは赤血球の割合が低い、と言いました。
具体的に言うと
血液全体に対する赤血球の割合を
医学用語で
HCT(ヘマトクリット値)=PCV
と呼ばれます。
血液を採取して、遠心分離をしますと、
赤血球、白血球の固形成分とそのほかの水成分に分けることができます。
全体を100%として赤血球が何%あるかを調べます。