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大動脈血栓塞栓症で猫に起こる5つの症状
続きです
1部と2部を読んでいない方は、ぜひ順番に読んでみてくださいね👨
1部の記事コチラ
2部の記事コチラ
具体的に猫に起こる症状をご紹介します。
特徴的な症状は5つです。
①痛み
ものすごい痛みが猫を襲います。
血栓が飛んで末端で詰まったタイミングでは
猫の叫び声が聞こえることがあり、
それによってオーナーが異常に気づくことがあります。
強い痛みで震えたり、呼吸が速くなる様子が見られます。
②麻痺
血栓が飛んで、
細い血管、足先など末端に血栓が詰まると
詰まった先の血流が途絶えて
麻痺の症状が見られるようになります。
これは後肢が多いですが、前肢にも起こり得ます。
片足<両足で症状が見られます。
③冷感と④蒼白
血栓が詰まった先は血流が途絶えることで、
冷たくなり肉球が真っ青になります。
肉球が黒っぽい子は青になった変化が
ちょっとわかりにくいかもしれません。
血栓症を起こした手足は
他の四肢と比較することで明らかに冷たいことがわかります。
⑤脈がなくなる
猫の股関節、股部分で猫の脈を図ることが多いのですが、
下半身の血管が詰まると個々の脈が消失します。
今言った5つは血栓症を疑うためのチェック項目でもあります。
これが症状の全てではありませんが、
非常に特徴的な様態です。
繰り返しますが
この病気の発症は
「突然」猫の様子がいつもと比べて
「明らかに異常」で
「非常に苦しむ」様子が見られます。
こうなったら朝夜時間問わず
病院に駆け込んでください。