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猫のコト

獣医師の言ってるコトと自分の腑に落ちるコト

起きて何かしていたらすぐ夜になる
sakiパパです

やらないとわからない事がたくさんあるんです。
私たちも当初、「無知」な状態で保護活動をしていました
それは仕方ないと今でも思いますし皆さんもぜひ始めてほしい
しかし、無知のままでは絶対にダメです。
それはなぜか?!
突き詰めていくと、無知なまま、保護してお世話して譲渡する過程でいろいろな問題が出てくるからです。
感染症・素人の医療行為・仕方ない譲渡(決まらないからだれにでも渡す)・不妊手術を条件に入れないなど様々です。

動物病院の先生ですらワクチンのタイミングも不妊手術の時期も間違っていることがある。
それをいろいろな人と知見を広めて学んでいかないといけないんです。
はじめて動物を家族に迎える方にとって獣医師はスペシャリストです。

なので言っていることは正しいと・・・まぁ、普通は思います

先日も避妊去勢手術のタイミングが早い・2回目ワクチンのワクチンが早い・1回目も早すぎるといわれた
飼い主さんがいました。
センター経由の譲渡の場合、健康診断を動物病院に行き受けた所見を書類という形で飼い主さんに渡します
つまり、ワクチンをして健康診断をしてその時にある程度適正であろう不妊手術の日程を明記するわけです。

ここである程度と書いたのはタイミングというのは猫によって個体差があるからです。

つまり、その紙を見せて早すぎるということってワクチンを打った獣医師先生と健康診断をした獣医師先生を
否定していることにもなります(私たちが素人の知見で書いている内容ではありません)
それが根拠があり正しいと一般的に言われている内容であればいいと思うのですがそうではないことがすごく
私は問題だと思っています。(初めて迎える方が誰を信じていいかわからなくなる🐻)

はじめて猫を家族に迎える人に限らず普通は病気の知識はそんなにありませんしワクチンや避妊去勢手術って言われてもタイミングとかわかりません!
これが私は普通だと思っています。こういった先生が非常にダメだと私が思うのは、その先生が思った所見を一般の人にぶつけても意味がないんです。
かかれている紙の通り来ているわけだし、早いだの1か月後だの言われても私だったら「はぁ~?!別に私が判断してるわけじゃないですけど・・・」って言わないですが思いますし絶対もうこんなとこに行きません!

この先生がすべきことは獣医師という立場で一般人に知識のマウントを取ることじゃなくて、所見を書いた病院やセンターに問い合わせれば済むことなんです。先生同士で話した方が早いしそれができるようにかどうかは知りませんが愛護センターもワクチン接種状況や不妊手術のタイミングの目安を所見に記載して発行しているんです・・・多分。

参考までにワクチンについて比較的わかりやすいサイトを何個かご紹介します

子猫のワクチン接種の時期はいつ?種類や必要性は?
ワクチンの種類と時期

出典:ロイヤルカナン

子猫の健康をケアする。Q&A形式でワクチンのことが一部書かれています
子猫のコト
出典:ロイヤルカナン

【獣医師監修】愛猫ワクチンについて「3種混合ワクチンで恐ろしい病気をしっかり予防しましょう」
ボタン3
出典:アースペット

子猫のワクチン注射の時期はいつから?-予防接種の重要性
ワクチン接種
出典:ヒルズ

たとえば不妊手術の場合6~12か月くらい言われていますが、早ければ5か月前後でも行います。
それはあくまで月齢という目安であって他にも獣医師としてみないといけない部分が本来あるのです。これはワクチンも同様です。だから時期だけで決めるのはすごく危険な場合もあります。
体重であったり体調(病気など)性格や状況などです。なので独自的に1年くらいたってからでいいと思い込んでいる先生も少なくありません
しかし、猫は約6か月目から妊娠ができます。兄妹ねこであってもです。それに伴いマーキングも激しくなる子もいます
なのでできるなら早めにした方が、病気のリスクも麻酔等による手術のリスクも減らせます。
なので、体重も標準的に成長していて体調も問題なければ6か月前後が妥当なわけです。
個人的主観としては5か月前後(2キロ前後)の方がいいと思います。主観と言ってもいろいろな獣医師先生と話した結果私が思った結論で根拠なしにいっていることでもありません。
知合いの獣医師と話しているときに私が思ったコト(いい先生の見極め方)を少し。
血液検査やCT・エコーなど検査はどの動物病院でもすると思います。でも大事なのはそれによって得られた数値や画像データだけではないんです。最も重要なのは普段の猫ちゃんの様子・行動です。なのでその先生もお家の方の話をすごく聞き出すそうです。(毎回ではもちろんないですよ。判断がつけづらい、何か別の疑いがある場合です)つまり診察はできるけど正確により近いであろう診断にはそういった普段の状況や環境の情報も大事なんです。これが落ちると誤診につながることも可能性としてはあるそうです。聞いていて思ったのは思い込みがすごく危険であること「この子はこの病気だろう」とか「まぁ数値がこれだからこれで確定だろうね」みたいなこと
この思い込みの中に本来であれば飼い主さんの言葉や別の病気を疑っていればたどりついていたことも含まれる可能性があるんです。
なので見極め方としては「押し付けない」「話を聞いてくれる」「話しやすい」「腑に落ちる説明をしてくれる」「選択肢とリスクを伝えてくれる」などです。私はその中でも一番は聞きやすい雰囲気だと思っています。聞くのがこわいと思ったら別の病院をオススメします。猫ちゃんのために。👨念の為言っておくと顔ではないですよ雰囲気とか対応とかです。
後、出来ないことを明確にしてくれて次を適切に紹介してくれる。
。。。。当たり前でしょと思っている方もいるかもしれませんが、プライドなのか何なのかわからないくせに時間を於いたり様子を見たり
やたらと何回も検査をしたりする先生がまぁまぁいます。症状や時期にもよりますが特に子猫や衰弱している猫にとって様子を見るっていうのは結構危険です。様子を見ても原因が解決していないと治らない悪化するモノが含まれるからです(すべてとは言いませんが・・・💦)
節度や礼儀は必要ですが気になることは気にせず聞いてください!それでキレる先生はやめればいいだけです😻
もちろんそこで言い合いやケンカをしても意味はないので次行きましょう!

ついでに書くとワクチンは本来であれば母子抗体があるはずなのですが、稀に(稀でもないかもしれない)ママ猫の初乳を飲めていない子猫もいて抗体がない子猫もいます。そのために1回目のワクチンは捨てワクチンといって、まず8週齢くらい(体重を目安にすると600gを越えたくらい)でうちます。その後2回目を4週間後くらいに打つのですが・・・これはざっくり足すと12週目くらいとなり、一般的に母子抗体がなくなってくる時期とも言われています。1回目が捨てワクチンといったのはここにも少しかかわってくるからです。正確にいうと1回目のワクチンから4週間後に打つというのではなく、母子抗体がなくなるであろう12週目に打つというのがおそらく正確であろうと思います。つまり初乳を飲んでる飲んでないに限らず2回打つことで最低2回打つことになりワクチンが安定します。初乳を飲んでいる子猫にとっては3回というのと同じになります。
この経緯もあり獣医師先生の中には、3回を標準に考えている方もいます(初乳と合わせると実質4回になる自体はワクチンの考え方としては間違っていないと思います)しかし、12週を大きく超えてうつ2回目のワクチンや1回目自体を大きく遅くしてしまうのは抗体の考え方として間違っていると思います。これを獣医師が普通に言ってしまうのが衝撃的です。

1つだけフォローをすると、一般的に言われていることが実は間違っているケースがあります
その場合に、実はマイノリティーな意見を言っている先生が正しいことも世の中あるわけです。
その時に大事なのは私はコミュニケーションだと思います。
一般的な知見と外れたことを獣医師が言うのであればそれはその根拠と一般の知見のダメな根拠を並べて
飼い主さんに選択させるべきなんです。
それを一方的に何の説明もなく他の獣医師の所見を無視して「不妊去勢はいついつ、ワクチンは来月以降」っていうのはダメだという話です。

仮にすごく少数の意見だけどたしかにこの獣医師先生の言っていることは正しいかもしれないと
事実をもとにした説明を聞いて飼い主さんが思ったら私はそれが正解だと思っているんです

つまり、診断したり、治療方針を数パターン提案するのが獣医師先生の仕事で
それを飼い主として選択するのが飼い主の責任ですという考えです。
これは私的に、事実や数値・可能性・それによる治療・治療による副作用や可能性をリスクを含めて伝える上で飼い主に選択をさせることで医療過誤は減ると思っているんです。どういう数値や診断でこういう治療方針を決めて結果こうなりましたという事実ベースの内容が証拠として残るからです。(後から別の獣医師さんに、意見を聞くこともできます)
それを全部丸投げで知ろうともせず任せておいて後になって、ダメな部分が出てきたら「誤診だ医療過誤」だっていうのは
私は間違っていると思うから。そしてそういう飼い主さんが結構いらっしゃるし、聞かないと説明を全くしない獣医師が多すぎます。

ひとつ考えてみてください。

自分が、自分の奥さん【旦那さん】が、子供が病気になったら先生に何も聞きませんか?
その症状について自分なりにも調べませんか?
納得がいかなかったら別の病院に行きませんか?
自分が知ろうともしなかったことを後悔しませんか?

ひとつじゃない・・・4つ💦

ここからは希望です🐻
猫は家族として迎えてほしいんです
皆さんも同じですよね・・・ですよね💦
でもね実際はというと・・・私もなんですが猫扱いをしてしまっていることが
いまだにまだあるんです。(猫様である必要は全くない家族としてでいいんです)

「同じ家に住み生活を共にする」のが家族の定義ですよね?!
どこかで猫って別扱いしているところはないですか?!

僕なんか奥さんがもし病気になったら超迷惑かもしれないけどめちゃめちゃ聞きまくるし
別の先生とか人脈使ってでもなんとかしようとするしそれはくまちゃんたちだって同じ!

冷静に猫を家族に置き換えると
「うわぁ!めっちゃ猫扱いしとる・・・😻」っていうことが絶対あるはずです
一つ一つ家族にしてあげてください!

こんなに長い文章を
ここまで読んでくれた方は・・・

素敵です🐻
ありがとうございます👨

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nekodea*宿と猫

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ミルクボランティア🍼※2023.10.10現在 ▶2023年|卒業:13猫 在籍:07猫+ばんちゃん ▶2022年|卒業:30猫 ▶2021年|卒業:40猫 ▶2020年|卒業:45猫 《nekodea》ミルボラ・デザイン・イベント企画 《宿と猫》ねこホテル&シッター・ステッカー販売 my family🐈 だいず🤍あずき🤎くろまめ🖤 居候🐱ばんちゃん

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2022年6月15日追加

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