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ミルボラ体験記

2023年はじめてのミルボラ~多頭飼育崩壊から来た子猫たち~

こんにちは世話人のsayaです。

新入生の赤ちゃんふたり

まだ3月なのですが・・・今期の乳飲み子さん預かりスタートしました。
てっきり4月終わりか5月くらいと思っていたのでびっくり。

こぐまが卒業してすぐ!
かわいい黒&ハチワレ兄弟がやってきました。
こぐまはそれを分かっていたのか?ってくらいタイミングが良すぎ(笑)
今年は暖かくなるのも早いし、外猫さんの出産も早いのだろうなと感じちゃいますね・・・。

【YouTubeアップしました】2023年3月26日

【子猫のミルク】ミルボラといえば子猫。子猫といえばミルク【保護猫生活3日目】

とはいえ、この子たちは家の中で産まれたそうです。
訳ありの多頭飼いだそうで、愛護センター協力のもとその家の親戚の人たちなどが何とか不妊手術をがんばっているそうです。
当の家主は・・・・まぁ訳ありです。
そして超絶警戒心の強い母猫1匹をとり逃してばかりだそうで、案の定出産しちゃったらしく。
きっとオス猫は家外も行き来してるのかな。
引き続き不妊手術をがんばって頂きたい(涙)

というわけで、このふたりを急遽保護。
すぐにセンターより今から直行するねと依頼が来ました。

2023年はじめてのミルボラ~多頭飼育崩壊から来た子猫たち~

外ではなく屋内で産まれ、母猫もしっかり栄養とれていたのでしょう。むっちむちのコロコロ元気いっぱいです!
ホッとします・・・・
という表現が合っているのかは別として。
もちろん赤ちゃん猫が来るのはかわいいし、なんだか楽しみでもある気はするけど、本来ならこういった依頼がなくなることがベストですよね。
なんだか複雑だけど猫たちには罪はない。
しっかりこの子たちの成長のお手伝いできるように今回も努めます。

避妊去勢手術の大切さ

もう3月なので、去年生まれの子たちはもうすでに不妊手術は終わっている子も多いと思います。
秋冬っ子たちはこれから…というのもあるかな?

猫ホテルをしてたり、こうした預かりボランティアをしていると頻繁に猫と接することが多いのですが、この時期は発情中の子もたまに目にします。
暖かくなってくると余計に出てくるのかと(笑)

女の子の場合、とにかく床に体を擦り付けていたり、よく鳴いたり。
男の子の場合はマーキングしたりソワソワしたり・・・
食欲もなくなり、イライラしてる子もいます。
おっしこのニオイも強烈だったりします。
そして脱走するきっかけにもなるんです。

室内で飼っているから、外に出さないから大丈夫!ということではなく、猫さんのために早めに手術をお願いします。
本猫もイライラソワソワと辛いはずです。

早い子だと生後4ヶ月で出産できてしまうケースも。
まだまだ未熟な体なのに…

発情はホルモンの影響で、子宮がん・乳がん、前立腺がん、精巣がん予防にもなりますし、メリットが多いです。
もちろん術前の体調面はしっかりと獣医師さんに相談くださいね。
発情中は子宮が腫れていたりと手術できないこともありますので、それも含めて予定を立てて予約しちゃいましょう!

外で猫たちにごはんをあげてくれている人も、ぜひお願いします。
栄養状態よく自由に暮らしていたら、すごい勢いで繁殖してしまいます。そして不幸な子猫たちが増えて・・・・
外猫の場合は、地域の不妊手術補助金が使えたりするので安めに手術できます。一度調べてみてくださいね!
よろしくお願いします。

パパの独り言

避妊去勢手術についてですが・・・
ほんとに無知なというかどこで時間がとまってるんだっていう獣医師が多い。
よく聞くのが6か月以上たたないとできませんと言い切っていたり、発情が来た後でもOKとか・・・???

一般的に言われていることだと
「発情が来る前に手術をすることがベスト」
これは正しいと思います。
(いろいろな獣医師から聞いて納得できるところである程度まとめています。)
それは発情が来てしまうと術後もその影響を受けて発情行動をする猫がまぁまぁいるからです。
オスとメスでも発情のタイミングは違います
メスは4~6か月くらい~が発情のタイミングといわれています。つまり体はまだまだ未熟だけど4か月くらいで子猫を産む準備ができるということ!

まずこれを知ってください。
こんなに小さいのにとか兄妹だからとか猫に関係ありません。
これを知らないから多頭飼育崩壊になったり、子猫が増えるんです。人間の価値観と猫の価値観は全く違います。

オスは6か月過ぎくらいからといわれています。
ここでいう時期はあくまで目安で早い子もいるし遅い子もいる。
もう少しいうと「先住が・・・発情行動がなかったから」という方もいますがそれは先住です。
猫も100猫100通り、性格も成長もまったく違います。
避妊去勢の時期ですが、メスは4か月前後、オスは6か月前後です。体重が2キロ以上になっていればリスクはほぼ変わらないと思います。
しっかり猫の生態を知っている獣医師さんやしっかり学んでいる獣医師さん、新しい情報を常にアップデートしている獣医師さんは全国にもそんなにいないと思います
あくまで獣医師全体からという意味ですけどね😻
日本の獣医師制度の限界がこの辺になるんだと思いますが、日本の獣医師は広く学ばないといけないし、獣医師しかできないことが多すぎて情報も技術も弱すぎます。
海外だと動物看護士がある程度できる、学ぶこともできる制度がありますが、日本はやっとそのスタートラインに立った感じです。動物看護が国家資格になり
少しだけやれることが増えますがそれでも動物医療が進んでいる国からしたらまだまだです。
個人的な意見で言うと、猫のコトだけできる獣医師とか犬だけ鳥だけがあってもいいと思ってますしそうじゃないと医療のレベルは上がらない。

またまただいぶ脱線しましたが・・・
つまりここに書いた情報を獣医師に伝えても無駄です
かたくなな先生は何を言ってもかたくなです。
それよりも自分の中で信頼できる先生を見つける一つの情報にしてください。
発情前にした方がいいんですよねー
だったらメスなら早い子は4~5か月くらいじゃないですか?
早めに手術する団体とかもありますよねー
くらいぶつけてみて返ってくる答えでその後別を探すがその病院にするか判断してもいいと思います。
要は「腑に落ちるか」と「話しやすいか」
大体のダメな先生はわかりにくい専門用語や病名や薬名でごまかしながらまくし立ててくる傾向があります。
それなら戦わずに「わかりました」といって次を探しましょう
それが猫のためです。
無理にそうした方がいいとはもちろん言いませんが
私ならそんな猫の生態も知らない先生に大切な家の猫・預かっている猫・保護猫は診せられません

猫は病院は選べません。選ぶのは飼い主さん。
何もないのは一番だけどもしもの時に「信頼できる先生」を見つけておくことは大事で
そのためには普段の何気ない会話や対応・疑問に思ったときの納得感で日ごろから先生を見る方がいいです。
そしてもっとも大事にしてほしいのは「なんとなくいい」
よくわからないけど、直感的なモノで、「聞きやすい」「話しやすい」「見立てがいい」と感じるかです。
よーく見てよーく聞いているとなんとなくわかります。
いい先生とは違いますよ。どんなに話しやすくても「そんなこともできないの?」っていう先生もいますから😻マジで

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nekodea*宿と猫

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ミルボラやってます😻

ミルクボランティア🍼※2023.10.10現在 ▶2023年|卒業:13猫 在籍:07猫+ばんちゃん ▶2022年|卒業:30猫 ▶2021年|卒業:40猫 ▶2020年|卒業:45猫 《nekodea》ミルボラ・デザイン・イベント企画 《宿と猫》ねこホテル&シッター・ステッカー販売 my family🐈 だいず🤍あずき🤎くろまめ🖤 居候🐱ばんちゃん

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2022年6月15日追加

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