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小さな団体(一家族)がたくさん集まった方が猫の活動はすすむ
大きなシェルター的なところはよほど医療や環境整備の知識があるところ以外は否定的です。
どうしてもシェルターじゃないと無理なケースや実直に運営されているところもあるので完全否定はしません。
ただ通常のミルボラや社会化ボラは小さな規模での団体や個人宅での保護の方がメリットが
多いのでオススメしています。
猫のコトを冷静に考えたら病気の蔓延・感染症予防・人馴れ・スペースなどポイントは多くありますが
小規模・個人がいいってなるはずです。
なので
小さな個人ボラや小さな団体がたくさん増えることを発信したり、何か一緒にやれたらなぁと思っています
続ければ続けるだけ問題点がわかってきます
私たちも当初は大きなシェルターほどではありませんが
普通の一軒家なのに15猫以上保護猫がいる状態でした。
学ばないで突き進んでいたら「猫のため」と言いながら規模を大きくしていたかもしれないし当初はそう考えていました。
規模を大きくする=助かる猫が増えると短絡的に考えていましたが
今は真逆の考え方です。
規模が大きなところが一手に猫の活動をしていたのでは本当の意味での
問題解決は遠くなると思っています
私はそれよりも知恵と工夫でいかにコストをかけずに、
猫たちの健康を今以上にcareして新しい家族に結ぶか🐱
そしてそれが誰でも再現性がある状態で仕組み化するコトを目標にしています。
なぜそう思いそれを目標にしているか?!
それはできるだけ多くの人にミルボラや社会化ボラを経験してもらうコトで
猫の知識や猫ってこんなにかわいいんだ~ってことが
より直接的にわかるはずなんです。
そして同時に猫の育て方からいろいろな発見ができます。
何よりまずボランティアとして体験することでミスマッチを減らす事にもつながるんです
ねこってこんなことするんだよっていう現実を知ることになる
それを知らずにいきなり家族にすると必ず「こんなはずじゃなかった!」と言う人が一定数出てくる
そしてその中でも一部がごめんねと言いながら捨てるんです。
ACジャパンのCMであるんですが
「親切な人に見つけてもらってね」(子どもとふたりで泣きながら)
ナレーション「やさしそうに聞こえてもこれは犯罪者のセリフです」
AC JAPAN 日本動物愛護協会のYouTubeにアップされているCMです
良かったら見てみてください
まぁ何が言いたいかというと
いろいろ時間と手間をかけて育てた子猫っていうのは
思い入れもあり新しい家族を見つけても気になるしそのまま自分の家族にしても
私はそうそう捨てるなんてできないと思うんです。
だからこそ私たちは子猫がどんな状態で保護されてどう成長したのか
どんな人がかかわってきたのかを含めて伝えたいと思ったんです。
それを知らずに、ただただ「飼いたい」「かわいいから~」だけで家族に迎える
もっと言うと「かわいそうだから・・・」といって家族に迎える
以前ある団体の代表の方から聞いた話で「かわいそう」で連れて帰る人の方が後々飼えなくなる確率が高いと
おっしゃっていたことが今頃になって腑に落ちるんです。
今、猫はかわいそうとかお金がかかるとか、大変過ぎると思い込んでいる方がかなり多いと思いますが
ちょっと一歩は抵抗があるかもしれませんがやってみると意外とそうでもないかもと
思えるくらい猫はかわいいんです🐻
たしかにいろいろ手間はかかるし時間もかかります。
でも決して大変じゃない!楽しいんです
私から言わせれば、お金がないとか大変とか寝れないとか
そんなことを発信するくらいなら「あなたには向いてないから応援にまわったら?!」と
思っています。もしくは能力的にキャパオーバーです。
ボロボロの猫や傷だらけの猫、瀕死の猫を積極的にアップする方がまぁまぁいますが
そんな猫はそうそういません。かわいいねこの方が圧倒的に多い!
うちでもたまに病気の猫も瀕死の猫も来ますが、基本的にアップはしません
アップする必要はなく言葉で十分だからです。
よく「知ってほしいから・・・」と言いながらアップしている方がいますが
それを知るのはもっと猫のコトそれも保護活動について興味を持ったやる前もしくはやり始めてからで
十分。はっきり言ってバズとか興味を引きたいがほぼほぼの目的なのでホントに見ないでほしいんです。
見れば見るだけ演出が増えてその演出のために傷つく猫も出てくる可能性もあるからです。
いろいろなことを経験したうえで保護猫活動において大きな施設は金銭面でも
医療・健康面でも、猫にとっていいことはないと感じる。
何度も言います
大きな施設はそんなに必要ありません
それよりも小さなボランティアが必要です
大きな施設に押し付けているうちは100%「殺処分ゼロ」とか「保護猫」という言葉はなくなりません(断言します)
一番大事なのはかかわる人がどれだけ増えるか?どのくらい1猫を育てるのに手間と時間がかかるか(大きな施設はこれを時間とスペースがないから省きがち)
これだけ猫が増えている。生後6か月くらいから出産ができる。1年に2~3回の妊娠が可能。1回に平均4~7頭産む。
この情報だけでも知ってください
ここを知れば、これからたまたま野良猫や子猫を見つけて保護することになったとき
「どうすればいいか?」が
きっと少し変わるはずです。
個人宅でも年間30~50猫を新しい家族へつなぐことができています。
同じ様にできるところが10軒あったら大きな施設並みじゃないですかね?
その時のコストは大きな施設と比べるとほぼかからないと言っていいですよ
普通の子猫であればいろいろ注意すればほぼ医療費はかかりません
猫でも適切な予防と隔離をすればほぼかかりません。
かかると言っているところは単に病気が蔓延しているだけです。
何十万・何百万かかりましたと診療明細を掲げて寄付を募っているところが多いです。
何のためでしょう?💰
いくらかかったかじゃなくて、どうすればかからなくて済むか?を考えた方がいいです。
診療明細を掲げて大変アピールをすれば集まっちゃうから考えないですよね
これは大半が猫のためじゃないですよ
医療費のことだけじゃないです。
自分の財布じゃないから思考停止なんです。
最初から重篤な場合やケガをしているときは、一時的に助けを求めればいいし
いくら集まって、いくら使って残りは●●に使いますでよくないですか?!(必要以上に集める必要はない)
無尽蔵に寄付や物を売り、物資を募り、譲渡の際実費と言いながら実費以上に請求する(実費はその猫にかかった明細のある費用です。運営の平均金額じゃありません)、月額課金をさせる(そんなに集金して何がしたいのか?何をしているのか?)
「施設の運営費」「人件費」・・・それってホントに猫のためになっていますかね?
キャパにあったことを地道にしていれば無償で助けてくれる仲間は必ず増えます。
(たまに食事に行ったり、おやつの差し入れくらいでOKだと思ってくれてるはず)
そのくらい実費で気持ちで人との付き合いしたらよくないですか?
なんでも経費、お金がかかる・・・電気代が水道代が・・・確かにかかりますよ
でも自宅だったらそのくらい家計にそこまで大きな打撃を与えるほどではないですよ
ボランティアをやらないと言えないコトだし実際は知らずに過ごす方が大半でうすうす気づいてはいても
わからないからとりあえず「私にはできないことだから・・・」といって寄付をする。
猫のためにホントになりますか?
そういう本来あまりかからない(猫には)のに工夫もなく費用といってかけるところに💰を寄付することは猫を減らす事には絶対になりません。
もっと本質をしっかり考える人にどうせなら託してください。もしくは自分で小さくてもいいから始めてください😻
個人宅だと土地・建物費(最低でも数千万、賃貸でも年間数十万はかかります)はかからない。
その分猫に使えます。寄付から土地建物・その他運営費を出している方が多いですが、これは資産であり未来の投資です。
所有権は団体であり個人です。ずっと続ける補償もありません。
「小さなボランティア」が再現可能になるためにはまだまだいろいろハードルがあります。
大きなくくりで言うと、「①コスト」「②発信力」「③協力者」になります。
①に関しては寄付・物資を募らなくても運営できる仕組みがほぼできつつあります(別に切り詰めているわけではありません工夫です。どこよりも猫にはお金をかけています)
②は私たちがある程度発信する力があれば「小さなボランティア」をこれから始める人自身がなくてもいいと思っています
③は猫にとってベストを考えてやっていれば必ず現れます。
経営は経営資源をどこに割り振るかだと思いますがボランティアもほぼ本質的には一緒です。
寄付をしてくれている人はほとんどが「猫のために」だと思います。
決して土地や建物や車、人件費のためじゃないはずです(工夫次第でこれらはかからないからです)
医療費もかけなくていい(本来予防や隔離をしっかりしていればかからない)ものを無尽蔵にかける
ホントに工夫をすれば特殊な案件(大病や大けが)をのぞけば💰がかからないことを知ってください。