猫の保護・譲渡
こんにちは、世話人のsayaです。
わが家ではご存知の通り、保護子猫さんの保護お預かり~譲渡まで、一連の活動をしております。
最近はSNSやメディアでの取り上げもさらに多くなり、保護猫活動に携わったり活動したりする人が増えてきている気がします。とっても素敵なことですね!
ただ、その分裏側や闇の部分も多くなってきました。団体・個人問わずです。👩
ちょっと前まではそういったことも伏せられていましたが、それもまた警告を出す発信者や裏を暴く人も増えて、「保護活動って本当に猫のためなの?」という疑問を投げかける声もよく見られます。
簡単に言うと、自分よがり・バズりたい・お金になる・・・・という勝手な都合で 「猫を利用している」人間も多くいます。ウヨウヨいます。溢れすぎています💦
もちろん暴くことも大事なのかもしれませんが、まずは自分自身が本当にここの活動は(この人は)大丈夫なのか?をまず考える力をつけましょう。偉そうに言っていますが、もちろん私自身もです。
取り急ぎ、注意した方がいいケースで思いついたことを簡単に書き上げておきます。
その都度増えるかもしれませんので随時更新していきます。
パパより
これより先は、ベースは👩が書いていますが、追記でちょっと長めの文章は私が書いていることが多いです。かなり毒づいているのですが・・・
毒づいている=👨だと考えてください🐻
決して👩が書いているわけではありません🐻
環境
- 保護猫たちは清潔で安全な環境で過ごせているか
- 初期医療にちゃんとかけられているか
- やたら病気や感染症が蔓延していないか
- 常識外の多頭すぎる猫を保護している
- 窮屈な環境に押し込んでいる(たくさんのケージがびっしり)
- 人間関係トラブル・ボランティアの出入りが激しい
「感染症対策のために隔離しています!」と言いながら、同じ部屋でケージを並べているだけ――そんな団体や個人が本当に多くいます。少し学べば分かることですが、同じ空間に置いていれば、ほとんどの感染症は普通に広がります。ケージ分けは隔離ではありません。
さらに問題なのは、自己判断で初期医療を行わず、「お医者さんごっこ」のような対応をしてしまうこと。適切な医療につなげないため、症状が悪化するケースも少なくありません。まるで「自分はすごいでしょ」と見せたいだけなのか、酔っているのか、と疑いたくなる場面もあります。
環境が悪い場所では、ボランティアとの関係も悪化します。志を持って手伝いに来ても、「この環境は無理」と感じれば離れていくのは当然で、人の入れ替わりが激しいのも特徴的です。
SNS
- 病気や怪我の子ばかりを発信する(集める)
- 都度寄付の要求や運営が厳しい事を連呼している
- 猫もの以外の物資を集めている
- 痛々しい場面や苦しむ・亡くなった猫の写真が多い
- あたかも台本があるような不自然な動画
- 活動者自身のナルシズムなアピール投稿が多い
- 医療に近いお世話の様子をわざわざアップする
- 登場している猫でその後の様子が不明な子がいる
「子猫は病気をするのが当たり前」「明日の命もわからない」とよく言われますが、本来そうではありません。先天的な問題を除けば、適切な環境とケアがあれば子猫は簡単に病気にはならず、感染症が広がることもありません。
それでもSNSには病気の猫ばかりが並び、まるで“子猫=常に病気”という印象が作られています。実際は、適切な管理ができていないことの表れなのに、見る側はそれを知らず「助けたい」と寄付をしてしまう。「これが今の保護猫界隈で起きていることです」
私たちにも知識不足で失敗した時期はありましたが、正しい管理を続ければ、重い病気や感染症が頻発することはありません。だからこそ、SNSでよく見る「大量の保護」「重症の連続」「奇跡の演出」は、真面目に向き合う立場からすると不自然に映ります。
そして残念ながら、そうした演出で寄付を集める団体の中には、猫より自分たちの利益を優先しているところも少なくありません。
後、猫より人が多いSNSは「ヤバイ」の一つの基準です。もれなく人の顔ドーンみたいな感じです「見たいのは猫やっちゅーねん👨」
譲渡
- 高額な譲渡金がかかる
- 相談に乗ってくれない、態度が横暴
- 条件が理由もなく厳しすぎる(緩すぎる)/li>
- あきらかに医療にかけてない子の譲渡
- 押し付けるように譲渡をすすめてくる
NPOや個人の保護活動では、本来、譲渡の“対価”として金額を決めて受け取ることは適切ではありません。受け取れるのは、その猫に実際にかかった医療費などの「実費」と、金額を指定しない寄付だけです。寄付とは本来、対価ではなく活動を応援する“お気持ち”であり、金額を提示して求めるべきものではありません。
ところが近年、人件費や家賃・光熱費まで含めた高額な“譲渡費用”を固定で請求する団体が増えており、これは営利を目的とする第一種動物取扱業者と構造がほぼ同じになってしまいます。
さらに、この仕組みを逆手に取り、大手ペットショップが“保護活動支援”を掲げながら、実質的に販売と変わらない形で猫を扱うケースもあります。譲渡のように見せつつ、かかった経費を請求し一部を寄付すると記載、あたかも保護猫を譲渡しているかのように見せる手法です。
こうした状況は、保護活動と販売ビジネスの境界を曖昧にし、悪用の余地を広げます。本来あるべき姿は、当該猫の実費精算と、金額を決めない寄付だけ。譲渡金の高額化や収益化が進む現状は、保護の理念から大きく外れています。
本当にこの形が正しいのか、皆さんも考えてみてほしいです
まとめ
・・・などなど挙げるとキリがないのですが、猫をうまく利用して実際に寄付金で豪遊していたり生活費に使っていたりの話は本当によく耳に入ります。
そして可哀想な子ばかりを集めて、適切な医療にもかけず亡くして、また集めて…を繰り返している活動者も現実にいます。保護猫の仕入れです。
正直、超真面目に活動していることをバカにされているような気がしてしまいます。とっても悔しい・・・
何よりも猫さんたちが利用されていることが本当に心苦しいです。
私も反面教師にしてこれからも活動します。
そして皆さんも自分自身、見極める力をつけていきましょう!
番外編
【猫を保護してしまった場合】
- まず病院へ行く(医療費はのちに里親へ請求すれば良い)
- 家のペットとしっかり隔離してお世話する
- 誰にでも簡単に譲渡しない
- 信頼できるボランティア、経験豊富な人に頼る
- 自身が世話できない場合は人に託す
- 愛護センター(行政)に報告をする
- 亡くなった動物を見つけた場合も必ず報告をする
犯罪になるかもしれない
仮に、脱走した猫(誰かの家族猫)を自分の勝手な判断で保護→避妊去勢→譲渡という保護活動をしてしまうと犯罪者になる可能性があります。
ここで大事なことは「自己判断ではなく」正しい手続きを踏んでいるか?
正しく進めていれば、犯罪になることも訴えられること(仮に訴えられても罪にはなりません)もありません。
この正しいという手続きが出来ていない団体がホントに多いのでNPOに連絡すればOKだとは考えないでください。
勝手な判断で迷い猫ではなく野良猫にしているケースが多いです。
後、マイクロチップチェッカーでマイクロチップがないかの✅もしましょう!無ければ、「動物病院」「愛護センター」「警察」などにはあるので調べてもらいましょう。
所轄や交番などでは担当者も猫専門ではないので適切な対応がされない場合がありますのでしっかり伝えてください。
- 警察への連絡
- 病院へ連れて行く(検査)
- 保護活動スタート
※一旦猫は拾得物扱いとなり一定の公示期間を経て飼い主がいないだろうと判断されますし、脱走などの連絡なども既に入っていればマイクロチップなどで飼い主特定もできる場合があります。

迷ったら連絡して
保護猫を見つけた
どこに相談していいかわからない
育て方が・・・
何を準備すれば・・・
譲渡した後、保護団体と連絡がつかない
譲渡後、怖くて団体に相談できない
・・・
などいろいろ聞きたいけど聞けないことがたくさんあると思います
迷ったらDMください。
緊急であれば行ける範囲ですぐ行きますし、ご相談にも乗ります
ただ安易にSNSでアップして助けを求めないでほしい。
詐欺や心無い人が虐待を目的に引き取ることも多いです。
保護活動は、見つけてお世話して新しい家族を見つけるまでが活動ではありません
その後の、相談や飼い主が猫と楽しく過ごせるところをサポートするまで真の保護活動です
私は譲渡したら終わりという
保護活動が本当にイラッとするのもあり自分で始めました。
相談しても上から言われて・・・
団体を手伝ってたけど違和感があったり・・
譲渡の際は聞く必要がないことまで聞かれ・・・
譲渡後は団体から冷たく接っされ・・・
いろいろ嫌な思いをされている方がホントに多いです
でも、それをひとくくりに「保護活動者=ヤバイ」とカテゴライズしないで
ひとりひとり、一団体一団体で見てほしいと思いこういう発信をしています。