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地域猫だったママ猫が交通事故にあい緊急保護された子猫たち
こんにちは、世話人のsayaです。
今期の新入生4兄妹さんがやって来てくれました。
いよいよミルクボランティアスタートです。
キジトラくん 230g
クロくん 220g
サビちゃん(顔白) 214g
サビちゃん(黒系) 205g
※保護時の体重です。
2022年ミルボラはじまりの動画(見てない方はぜひどうぞ)
昨日からお預かりし、慣れないながらも頑張ってシリンジでミルク練習・トントン排泄をしてくれています。
今日(2日目)ちょっと体重が減っていました…
今まではお母さん猫が付きっ切りでお世話していただろうから…環境がすごく変わって体重が減ってしまったかと…仕方ないです。
でも とても元気です!
お母さん猫は、地域猫(とはいえ未避妊だったみたい)で地域の人たちが見守っていた猫だったらしいのです。
この子たちが愛護センターへ来る前日に交通事故で亡くなってしまったそうで…
とあるお家の倉庫で子育てをしていて、もちろん近所の人たちも静かに見ていたそうですが、残念ながら…
そこで子猫たちは、ここのお家の人がすぐに保護。
なんとか慣れないミルクを一晩あげていたらしいのですが、愛護センターにヘルプ依頼をし、その日のうちにセンター→わが家に連絡→お預かりという流れとなりました。
現実、殺処分よりもどうぶつの交通事故死が圧倒的に多いです。
悲しいです。
それぞれがみんなが、猫との暮らしを今一度意識しなければですね。
さて、子猫たちは2~3日前に目が開いたかな?くらいで、段々と環境の変化やニオイなども分かってくる頃ではないのでしょうか…
きっと初めて接する触れるものばかりで不安だったでしょう。
少しずつシリンジミルクにも慣れてきたように感じます。
小さいけれど体もしっかりしているので、お母さん頑張って子育てしてくれていたんだと伺えます。
初日はサイレントシャーみたいな素振りがあったようです。
こんなに小さいのに(笑)
でも夜にはゴロゴロと小さな小さな喉を鳴らしてくれました!
まだ生後2週間くらいですし、もう少し落ちついてきたらお名前決めたいと思います。その時はまたインスタライブで募りますので、ぜひご提案頂けると嬉しいです!
体重が順調に増えて安定してくれるよう がんばります。
哺乳瓶も早くマスターしてもらわなきゃ!
いずれは飼い主さん募集もしていきます。
まだ当分は先の話になりますが・・・
キジトラくんは保護主さんがお迎えすることをもう決めていたそうで。サビちゃん(顔白)も近所の人が検討中らしいです。
なのでどちらにせよ、募集の件はハッキリしたらお知らせします。
それよりも今は、とにかく順調に成長してくれることが第一優先!
2021年は80・90gの子のお預かりもありましたが、今思うと恐ろしいですね…💦
半年ぶりくらいの子猫育てに200gと言えど緊張します。👩
感覚が戻ってきたら自分自身も調子がつかめるかな(笑)
なんだかすんごいブランクが空いたスポーツ選手の気分です。
わんこ預かりもあったけど、犬の頑丈さはありがたい(笑)
わが家のくろまめもソワソワ~保護猫部屋のノックが止まらない~笑
すこしだけ(アクリル壁越し)に対面させました。
感染症予防のため、家の猫とは接触NGです。(この怖さはいずれブログで書きます)
いろいろ覚悟してそうしている人を否定はしませんただうちではしないっていう話👨🐻
★見守り猫「くろまめ」アップしました!(YouTubeサブチャン)
たまにアップするので登録してね🐻
たまに家の子と預りっ子を、保護した日から一緒にさせている場面を見ることがありますが、ぜっっっっったいオススメしません。
どちらも守るためにも、接触禁止・着替え・消毒・手洗い・スリッパ履き替え…等は絶対にしていただきたい事です。
また話が逸れました~
では、引き続き4猫ちゃんたちと一緒にがんばります!
無念だったお母さん猫の意思をしっかり引き継ぎます、絶対に。
いつも優しいコメントや励まし、本当に嬉しいです。
読んでくださりありがとうございます!
では、また。
ここからは
sakiパパです。
2022年動画にしてほしいコトぜひYouTubeのコメントにお願いします
こんなシーンが見たい!ここはどうしているの?など
ぜひ参考にさせて頂きます👨🐻よろくま~
すこしだけ(少しじゃない?!👨)殺処分とロードキルについて書かせてください
結構、現実的なことを書いているので見たくない人はここから先は開かないで他のブログをどうぞ♪
2019年に野外で死亡した猫の数は推計で289572頭です。
同年の殺処分は27108頭なので、実に10倍以上。
推計なので各自治体において収容された数の総数ではありません
調査対象は全国の政令指定都市・中核市の動物愛護管理担当部局(80都市)に回答を求め
回答数は74都市、うち有効回答数は41都市なので41都市を小さな村として推測した数値です
ただ5年分のデータをもとに係数をかけていると思うので、まったくあてにならない数字か?!というとそうではないと思います
というか各自治体で回答しないとか各年度の行政として動いた数値をデータとして残してないコトが問題な気もします。
また殺処分は2010年で165771頭なので84%減少しています。しかしこの数値はそのまま見る数字ではないと思います。
要因は2012年の動物愛護法の改正、この時の引き取り拒否の条項追加(詳しくは愛護法を見てね)と都道府県知事等は引き取った犬猫の飼い主斡旋等に努めるという規定が条項に追加されたことが大きいです。
各県の愛護センター等は次の飼い主を見つける努力をしなくてはいけないので県によっては殺処分が減っているんだと思います。しかしあくまで「努力」なんですよね👨
また如何に業者からの引き取りが多かったかがデータからもわかります。注意しないといけないのはここ、猫や犬の流通は大きく2012年を境に変わっているわけではないコト、つまり「じゃその激減した行政での殺処分はどこに?!」
をひとりひとりが考えないといけないんだと思います。簡単に「ペットショップはダメだ」とひとくくりにする人がいます。それはすごく違和感を感じるんです。ダメなところもあります。それよりも、完全な猫(フォルム的な部分や健康的な部分)を求めるユーザーと
流通の仕組みや制度の問題の方が大きい。殺処分という数字にとらわれると「減ってる」コトをフォーカスして、「減ることをした?!」「ホントに減ってる?(行政じゃないところが殺処分してるだけ)」みたいな思考を奪ってしまいます。
福井県はここ数年殺処分は「ゼロ」。でもその中身は大丈夫?!ってことをまずは考えてみたり、かかわってみたりしませんか?!できることからでも知ることからでもいいんですよ🐻
福井県もまだまだ問題がないかといえばそうではありませんが、動物愛護センター委託の協会職員も含めセンターの県の職員も現状できることを一つ一つしています。
その姿を実際見ないで誰かから聞いた情報だけでダメ出ししたり文句を言ってるヤツ「マジう〇ー」(すみません👨)って思うし、フラットな気持ちで自分で見ればいいのに
盲目的に誰かを信じるのってちょっと違うと思うんです。センターもやりたいことがあってもそういう「実際見ないけど情報通系」が増えると県への提案をしづらくなる、結果「猫のためにならない」
行政とはいえ、そこに押し付けたり丸投げにするのは私は違うと思う、本来のボランティアの姿はこういった行政ができないことをできる市民や私設団体が地域の一員としてサポートすることが目的だと思います。
また、行政がそれに対して共に歩める環境を用意できるか、もっと言えばそれぞれの相互監視でもあるんです。
行政・団体・個人それぞれの負担をお互いでシェアしてみんながそれぞれの役割を行えば猫の環境ももっと良くなるはず。でもそれができていないのはそれぞれの「主張や正義をかざす」から。
悪いコトを指摘ばかりしても何も変わらないし、「私が・・・私が・・・」ばかり言っていても何も変わりません。
そんなすげー完璧な人はいないし、完璧な団体もありません。
ロードキルの話に少し戻ります
殺処分ゼロの福井県ですが、道路上で死亡し回収された犬猫の数は1204頭(犬20頭・猫1184頭)です。(※令和元年)
圧倒的に猫が多い!👨
殺処分ゼロよりもロードキルが多いコトがわかりますし、殺処分よりこちらの問題の方が大きいこともわかります。
でもこの情報を知っている人は極めて少ないんです。そしていちいちデーターが古いし出てくるのが遅い👨
それだけ昔と違って外が猫にとっては危険だってことです。
出典:数字(ロードキル数字や殺処分)はNPO法人 人と動物の共生センターの「全国ロードキル調査」発表より