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猫のコト

猫のマイクロチップ移行手続きしましたか?!【2022年6月30日まで無料登録延長になりました】

はじめに

関係のある人について
・今後ペットショップで猫を購入する
※NPOや個人でもマイクロチップ装着を条件にしているところも含みます
・すでにマイクロチップ(6/1以降)を装着した猫を譲渡予定
2022年5月31日以前にマイクロチップを装着している場合は登録申請が民間な為、民間から環境省のデータベースへの登録が「努力義務」になっているためここでいう装着した猫とは別で考えてください

それ以外の方には基本的にはあまり関係ないかもしれませんが、それ以外の方も努力義務なので装着のメリットとデメリットくらいは読んで猫の家族として家族のためにどうすべきか?を一度できればご家族で考えてみてください。いろいろな情報を知ったうえでの決定はそれが装着するかしないかどちらになっても私はいいことだと思います。ぜひ一度どんなものなのかの情報に触れてみてください👨できるだけわかりやすくは書きますがなんせ長いので💦

移行申請を行える方

2022年5月31日以前にマイクロチップを装着し登録申請を行った場合5/31(6/30まで延長になりました)までは無料で環境省のデータベース移行登録ができます。これ以降は有料(オンラインで300円かかります)になりますので下記登録団体でマイクロチップを登録した方は早めに移行してください。
★猫が脱走して見つかったり災害で保護された場合は行政や警察によっては環境省のデータベースしか確認してくれない場合もあり、再会の確率が下がります。

●対象の登録団体
・Fam
・ジャパンケネルクラブ
・マイクロチップ東海
・日本マイクロチップ普及協会
・日本獣医師会(AIPO)

環境省のデータベースへの移行登録
受付サイト

装着のメリットとデメリット

【メリット】
・確実な身元証明になる
→災害や脱走で数日~数か月外で生活をすると見た目も性格も違う猫になっている可能性が高いです。そうなった場合でも保護さえされれば確実に証明できます。
・半永久的に使用可能
→一度装着すれば途中で付け替えるということは基本的にありません
・迷子札や首輪と違い外れない
→これらも保護されたときに残っていれば身元確認の材料になりますが放浪をする中で必ず外れないかというと猫の場合狭い場所や急な動きをすることが多く外れたりけが等の原因になることもあります

【デメリット】
・読取器がないと情報を読み取れない
→警察署や愛護センター・動物病院にはだいたいあるのでデメリットというほどのことではありません。
・データベースへの登録をしないと意味がない
→せっかく装着しても肝心の登録ナンバーとデータが紐づけできていないと検索しようがありません。装着したら義務でもあるので必ず登録しましょう。

これだけは押さえておきたいコト

・装着した場合登録は義務になる
・登録手数料は登録・変更ともに1回につきオンライン申請で300円(紙申請の場合は1000円)
※再交付の手数料はオンライン申請で200円(紙申請の場合は700円)
※オンラインの場合はクレジット決済・2次元コード決済(PAYPAY)、紙申請の場合は銀行振込・コンビニ決済
・登録者の住所・名前・電話番号が変更になった場合登録の変更が必要(手数料は不要・登録証明書は必要)
・報酬を受け取って登録申請を行うと、行政書士法違反になり1年以下の懲役又は100万円以下の罰金になる

結構詳しいコトが知りたい人

犬と猫のマイクロチップ情報登録に関するQ&Aに詳しく書いてありますので原文を一度見てみてね
・マイクロチップはどんなものなのかとか、データベースに登録できるマイクロチップについてとかより細かいことはコチラです

登録に関するQ&A

手続きについて

・所有者の変更登録
・マイクロチップ情報の登録
・登録事項の確認と変更
・登録証明書の再交付
・死亡の届け出

★動物取扱業者関連の手続き一覧もこちらです
※一括登録・変更もできます

手続きページ

譲渡をしている方もしくは知合いの方へ

団体や個人譲渡をしている方は努力義務だけどできればマイクロチップを譲渡の条件に入れてほしいです。
理由は、大きく2つ💡
1つめ猫のためにを考えると災害や脱走でより早く確実に飼い主確定をしてあげることができる
2つ目心無い飼い主にしっかりとした責任を持たせる。
どんなに見定めて譲渡しているつもりでも何回かやり取りしただけでは人のコトなんてわかるわけがありません。だからこそ譲渡前に必ずマイクロチップと申請を行うことで飼い主が明確になり遺棄した場合、状況によっては責任を問えます。ボランティアや協力者の力を借りながらせっかく大切に育てた子猫たちが遺棄される。こんな事態は考えたくないしなくなってほしい。でも事実あります。「私は人を見る目があるから大丈夫!」そんな何の根拠もない意味のない経験則は捨てて物理的にも猫たちを守りませんか?!少なからず遺棄しても飼い主がわかるというのは一定の抑止力にはなります。

個人的に気になることを問い合わせてみました

★一部環境省に問合せ中で返事待ちのモノがありますので6月中に一部内容を変更します。
※2022年6月21日段階での問い合わせで以後情報が変わる場合もあります。内容によっては違法になる部分を含みますので必ず最新情報をオリジナルページからご確認してください。

どうにもなりません。 ただし相手が変更登録をしてくれないとデータ上の所有者は前所有者であるあなたになります。 今後相手が遺棄や災害などで脱走した猫が保護された場合前所有者に連絡が行きます。 対策として譲渡後変更申請は30日以内という義務があることを伝えたうえでその場で申請を完了してもらうことがベストです。
通知は申請方法により異なりますが、メールもしくは郵送で現所有者・前所有者にいきます。
どうしようもありません。 勝手に相手に所有者をうつすことはできないので所有者はそのままと現時点ではなります。
各メーカーによって細かい部分は変わりますが統一見解として耐用年数としては猫の一生以上はもちます。 ただし、脱落や衝撃による故障の場合はつけなおす必要があります。
特に何もありませんが、わかった時点で登録申請を行いましょう。基本は譲渡後30日以内に申請をする義務があります。
日本では現在すべてISO規格(15桁の番号)のものです。一部違う可能性があるのは海外でマイクロチップを装着した場合、国際基準ではなく8桁とかの独自の番号になっている可能性があります。ISO基準以外は環境省のデータベースには登録はできません。
報酬を受け取ると行政書士法違反になりますが、わからない方へ報酬なしでアドバイスをしたり代りに申請をしてあげることは可能です。その場合、実費の申請料金オンラインで300円(紙申請で1000円)受け取ることは可能です(申請に使うだけで本人の収支にならない)。これは1種業者もNPOや個人保護も同様です。

後書き

マイクロチップを装着しているといなくなった猫が見るかると思っている方がまだ少なからずいるようですがマイクロチップにGPS機能はついていないので現在地を知ることはできません。できることはチップに15桁の番号が登録されているので専用の読取器で数字が読み取れデータと照らして個体識別ができるというものです

出典:動物の愛護と適切な管理~人と動物の共生を目指して~のマイクロチップ制度Q&Aより一部引用しています
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/index.html)

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2022年6月15日追加

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