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ミルボラ体験記

【読める方だけ】保護子猫「ぴよ」の悲しいお知らせ

こんにちは、世話人のsayaです。
何から書いていいのか、そして書くのも正直つらいです。
そういった気持ちが正直だけど、伝えたいという想いもあるのでブログ書きます。

悲しすぎる報告

きれいな茶トラのぴよちゃん、先週10月21日の朝2時くらいに息を引き取りました。
わが家には預かりの9子猫さん。軒並みみんな体調が一気に悪くなって…すぐに動物病院へ。子猫は悪化すると大変なので、念には念をで毎日必死に点滴・注射へ通いました。

ひとり、ふたりと体調が戻ってきて少しホッとしていましたが、ぱおんとぴよが重篤化のようになっていたんです(インスタ投稿は控えていました)
週末には、ぱおんがようやく回復の兆し、しかしぴよは一向に良くならず…だんだんと呼吸も荒くなり、立ち上がるのも困難になっていました。
何とか出来ることを…と、点眼点鼻をこまめにし、体温調整、ミルクとブドウ糖を溶いてシリンジで1滴ずつ入れたり…でもこんなのちっぽけなこと。
先生にも相談して違う薬にしたり、アドバイスをもらったり…

日曜は動物病院がお休みということもありましたが、事前に言ってくれたら指定の時間に開けるよ!と言ってくれました。ただぴよの体もむくみ始めてて、先生とも話合って負担もあるから1日点滴・注射はお休みしよう!となりました。
そんな日曜の夜にぴよちゃんは旅立ってしまった。

悪くなってたったの5日間、あっという間でした。
胃腸風邪のような症状から始まって、ウィルス性の相当強い風邪感染だったようで…きっとワクチン・マイクロチップへ外出した際に外部からもらってきてしまったのかと。
悔しくて悔しくて、悲しくて、ぴよは何も悪くないのに!!どこに悲しみと怒りをぶつけていいのかわからない。自分が情けなくてたまらない。
心の準備なんて全くしてませんし、絶対に何が何でも治す!としか頭になかったんです。
泣き叫びました。泣いて泣いて泣いて、もう何もかも手付かずになってしまった。
こんなこと書きたくないけど書かせてください。
吐き出せる場所がないんです。

飼主さんも楽しみに待ち侘びてくれていたのに…体調が悪くなってからずっと近況報告をさせてもらっていました。
伝えたくないけれど翌朝にお伝えし、そして一緒に泣いてくださりました。
飼主さんは少し前に先住猫さんを看取っており、悲しい思いがまだ残る中またさらに辛い思いをさせてしまいました。新しいお名前まで考えて待ってくれていたのに、おもちゃやキャットタワーも準備してくれていたのに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
とても心の優しいママさんで「一緒に泣きましょう、悲しみを共有しよう」ってお声がけくださって。どっちが慰められているのか・・・
いっそのこと「話がちがう!」と怒ってくれた方が気が楽になった気もしますが、本当に暖かく声をかけてくださって(毎日LINEしてて)心が救われています。それもまた申し訳ないやらありがたいやらで気持ちが込み上げてきて…ぴよもそんな優しいママを最初から選んでくれていたのかなぁって。
お迎えすることはできなかったけど、素敵なご縁を運んでくれて感謝だよ。

ぴよは兄妹の中でも少し体が弱いかな?と思うこともあり、この病気になる前にも病院へ2回通ったことがあったんです。その弱い部分につけ込まれてしまった。守ってあげれなかった。
最期はとてもつらがりました。相当呼吸がつらかったんだと。どれだけ自分と体が変われたら…と思ったことか。兄妹たちが回復してったのは、ぴよが全部背負ってくれたからなの?悔しいよ!

でも前日は1度よろよろ立ち上がって私の顔を見てゴロゴロ言ってくれたんですよね。
そんな姿を見たこともあって精神的ショックも大打撃です。今もずっとメソメソしています。ミルクボランティアは時に看取りになることもあるのだけど今回ばかりは経験したことがないくらいに苦しい・・・ここまで成長してくれていると、しっかり表情や気持ちがわかる部分があるから…思い出しては寝ても覚めてもつらい。
でも他の子たちは元気に過ごしてくれていて、時にププっと笑わせてくれたり、たくさんイタズラして仕事を増やしてくれたり笑
悲しみながらもまた猫たちに救われている感じです。

報告を遅らせた理由

そんなこんなで気持ちの整理時間もあり、報告が遅くなりました。
でも遅くなった1番の理由は、兄妹やみんなの譲渡が無事に終わってから伝えたかったんです。
他の子たちはみんな元気になってくれました。そして心待ちにしている里親さんたちに当日は笑顔でお迎えして欲しかったから。
そんなうちの子記念日にこちらに対して悲しい思いや気遣いをして欲しくなかったんです。
先に伝えてしまうと譲渡の際に必ずよぎってしまうから・・・ぴよのことは後から投稿やブログに書こうとパパと話し合って決めました。

葬儀も先日無事に終わっています。ぴよらしいピンクとイエローのお花と共に。
本猫の写真は載せません。というか写真を撮ること自体が私はできない。家族同然の子の姿を撮影するなんてそんな心境になれませんでした・・・
だから元気だった頃のかわいい写真とお花の写真を載せさせてください。

一緒に悲しんでくれたママさんからもご丁寧に素敵なお花が届きました。すごい豪華でびっくり!本当にありがたい限りです・・・すでにたくさんの愛情をもらっていたんだね。
ぴよがみんなと過ごした子猫部屋に飾りました(百合は猫が中毒になるので別部屋に移動しています)
良い香りと優しい気持ちに包まれてあたたかい場所に居るはずです。

ちょっとずつになるけど、ゆっくり気持ちを戻していけたらと。
気が済むまで悲しんで泣いてやろうと思います。
インスタ投稿・ライブもぼちぼちになるかもしれません。いやでも、おわん&ちゃわん姉妹が飼主さん募集中なので!マイペースにふたりのことも投稿させてください。
ふたりも ものすご~~く可愛くて気持ちが穏やかになります。
家の子やばんちゃんにも励まされています。

DMやコメントもいつもありがとうございます。ぴよちゃんは?と思った方々もいらっしゃるかなと…今回のこと含め、ご返信できるコンディションではないですが(本当すみません!!)読ませていただきます。読む専門でごめんなさい。
悲しいブログとなってしまいましたが、これからもそっと見守っていただけると嬉しいです。どうかお気遣いなく普通に接してください!それが私の望みです。
普通にごく普通に たわいもないコメントやお声がけを引き続きよろしくお願いします。

パパの独り言

ずっと見守ってくれていた皆さん
報告が遅くなり申し訳ありません👨

ふたりでいろいろ話をした結果です。
理由はママが書いた通り、気持ちに余裕が無いときであっても新しく家族になってくれる方への配慮は
出来るかぎりやれる気持ちは持とうという話をしたんです。
猫のことよりも自分のことしか考えない、飼い主の将来のことなど頭にもないそんな団体が増えているからこそよりそう考えました。

嘘はつきたくなかったので、ライブは報告までしないと決めていました。
兄弟猫たちが卒業している中、なんで卒業ライブがないんだろう?ぴよやぱおんは大丈夫かなぁとかいろいろ考えた方もいたと思います。
敢えてそっとしておいてもらったのかなと・・・

こういう結果になってしまったことは仕方ないとか運命だったとかいうつもりもありません。
ゆっくりではありますがしっかりと向き合っていくつもりです。
ここでは言えない事や思うところが正直あります。(今は言いませんがいずれどこかで経験としてお話することがあるかもしれません)
「だろう・かも」を考えても意味はないけど
今の感情は「くやしさ」と「悲しい」が混ざっている感じ。
本当のきもちはもう一つあるけど言えません💦

みなさんにお願いがあります
心理的な話をすると、あまり「お気遣いされない」ようにしていただけると嬉しいです。

災害の時も同じなのですが、気持ちが落ち込んでいるときにかけてはいけない言葉があります

「だいじょうぶ」
「がんばって」
そして未来の話・・・

いま頑張る必要はないし、だいじょうぶではないです。
それを確認することは落ち込んでいる人からすると「うそ」をつくことになる
「だいじょうぶじゃねーよ」と素直に言えるのはほんとに心から近い人だけです。

認知的不協和
聞いたことがある方もいるかもしれません。
自身の思考や行動と矛盾する認知を抱えている状態になります。
つまり、大丈夫じゃないのに「大丈夫?」と言われると普通は「大丈夫」という
つまり自分の思考と行動に矛盾が生じる状態になります。
そうすると心的なストレスが強くなるんです。

なので、近くにいる人であれば変に声をかけるのではなくて、ただただそばにいてあげてください
そして、落ち込んでいる人が話したくなったら聞いてあげてください(意見は不要です)
SNSとかであればそっとしておいてあげてください。

その人の状況によっては命を絶つこともあることなので、いい機会ととらえて書かせてもらいました。

やっぱりこういう時にSNSでなくなった猫やその日のうちにアップできる心境は私には理解できない。
もちろん新しく家族になる方のコトを考えてアップしなかったのもあるけど、個人としても
弱っていく姿、それがたとえ懸命に生きている姿だとしてもそれをアップするつまり動画を撮影したり写真を撮る心境にはとてもなれない。
本当に動画をとりながらその子に対する思いはあるのかなぁ?つらい(悲しい)時にそんなことできる?
アップすることの是非ではなくてそういう心境にないしそれどころじゃない。
自分の家族が闘病して弱っていく姿を撮影してアップする、なくなった人をアップするってないと思うんです。
それが本人の意思で自分で発信をしたいなら私はイイと思うけど周りがやることじゃない(協力は別)
→この場合は、撮影する側も協力したい心境だと思うしそれが本人の望みなら協力するよね。
でも猫に聞けるわけないので私は価値観としてそんなことをしたくないというだけで、それでもそうしている方を別に否定まではしません。
ただ、合わないでしょうねとは思う。

こういう違和感を一つ一つ見るようにしています。

そしてよく「X」とかでもよく見るんですが
何かしら張り合っている方。
先日も、「うちの子が旅立ちました」みたいな投稿がオススメで上がってきてみたら
うちの子も昨日なくなりました(花に囲まれた写真付き)私も私もって何人も・・・ダチョウ倶楽部か?!
マジか!はりあっとる。その情報いる?
ここまでくると私的にはサイコパス集団に見えてしまう・・・

うちはこういったのは不要ですのでコメントとかDMでこういったのを送るのはやめてください。(念の為伝えておきます)🐻

今回、親身に対応してくれた動物病院の皆さんにも本当に感謝しかない
連日の対応、いろいろ考えてもらってできる限りのことはしてもらったと思っています。
病院名は書きませんが後日改めて動物病院についても書きたいと思います。

今いるちゃわんおわんもまたライブをしますので是非見てくださいね😸

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nekodea*宿と猫

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ミルクボランティア🍼※2023.10.10現在 ▶2023年|卒業:13猫 在籍:07猫+ばんちゃん ▶2022年|卒業:30猫 ▶2021年|卒業:40猫 ▶2020年|卒業:45猫 《nekodea》ミルボラ・デザイン・イベント企画 《宿と猫》ねこホテル&シッター・ステッカー販売 my family🐈 だいず🤍あずき🤎くろまめ🖤 居候🐱ばんちゃん

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2022年6月15日追加

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