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子猫の出産シーズン!最初のかかわりが重要です
こんにちは世話人のsayaです。
今回は以前にも投稿にアップした内容を抜粋してブログに書きます。
外猫さんの出産シーズンについて
5月です🎏
出産シーズンです🐱
小さな小さな命はとても儚く、そして母猫さんも命がけです。
産まれてすぐの子たちは一刻一刻がとても大事な状況で…
すぐにお空へ旅立ってしまいます……
小さな赤ちゃん猫や出産を控えた母猫さんに出会った場合、猫好きな方はとても心配で不安で…何とかしたいという想いにかられるかと思います。
お母さん猫が産気づく様子であれば、とりあえずそっとしておいてください。
遠くから、すごく遠くから見守って、決して追いかけたりせず、出産を待ちながら距離や時間をとってください。
人の気配を感じると、逃げたりそのまま産み落として赤ちゃんが放置されてしまう可能性があります。
過酷な外の世界では産まれてもすでに死産している事もあるので、辛い場面を見つけてもご自身を責めないでください。
※もしすでに妊婦猫さんを保護して、出産させるという選択肢の場合もそうです。
薄暗く人っ気のない場所を用意して室内カメラなどで見守ってください。
部屋やケージを何度も絶対に開け閉めしないことです。
そしてとても小さな赤ちゃん猫を見つけた場合、まずはお母さん猫が近くで育てているかを確認してください。
緊急事態でない限りは、一旦深呼吸してすぐに手を差し伸べたい気持ちを抑えましょう。
人間が触れることにより、母猫が逃げたり子猫を連れて移動してしまう可能性があります。
そうなると生存確率も下がります。
生後間もない頃は母乳が何よりの栄養源であり、人工の粉ミルクでは摂取出来ない大事な成分が含まれています。
子猫の体づくりには最適なのです。
まず状況を把握し、すぐに愛護センターや経験と知識あるベテラン猫ボランティアさんなどに必ず連絡・相談・アドバイスをもらってください。
※緊急と感じた場合は臨機応変な対応も必要ですが、ここで説明するのが難しい・・・
病院へ行くことも大事ですが、獣医師さんによっては乳飲み子育てをしたことがない先生も割といます。
その辺は事前に確認してもらうと良いかもしれません。
とにかくまずは見守り、観察する事も的確な保護に繋がることをお伝えしたく思いました。
どうか、よろしくお願いします。
みんなで見守りましょう!
パパの独り言
皆さん想像してください
外敵がたくさんいる中で出産を控えたママ猫がいます
どういう心境でしょう?!
そして保護されました(人としてはいいコトをしているつもり)
いろんな猫の匂い・人の匂いがするケージとか部屋に・・・
落ち着きますか?!
安心して出産できそうですか?
人が「安心して出産できる場所を用意」してあげたつもりでも
ママ猫にとってはどうでしょう?
ママ猫にとって一番大事なことは何でしょう?
食べものや居心地のいいスペースでしょうか
人が考える居心地がいい=猫の感じる居心地がいい
特に出産時、はたして一緒ですか?
ママ猫は習性として外敵がいない落ち着いた場所・産後も育てやすそうな場所を探します
そして危険を感じたり動物(人も含む)の気配を感じたら引越をしたり
子猫を本能で守ろうとします。
ケガをしているとかであれば保護して治るまではと考えるかもしれませんが
治ったら基本的にはそっとしておくべきだと思います
産後もママ猫は外敵がいるとピリピリしていることが多い
そんな中興奮状態が続き自分が産んだ子猫も傷つける可能性もゼロではありません
最近まで野良だったママ猫にとって人は立派な外敵です
もちろん普通の部屋で人もネコもいる中でも
普通に子育てできる猫もいるでしょうが
のらねこのほとんどはそうではありません
人のエゴ・承認欲求のためではなく
「猫の心境」ちょっとだけでいいので考えてみませんか?