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ばんちゃん日記

【ばんちゃん日記11】何事も決断するのは、獣医師じゃない!本人もしくは家族です

こんにちは、世話人のsayaです。

コクシジウム退治も終盤

さてさてコクシジウム退治も落ち着いてきました。
1回目の便検査はクリア。
明日もう一度検査して大丈夫なら完了とします。

【ばんちゃん日記11】何事も決断するのは、獣医師じゃない!本人もしくは家族です

そしてお祭り組の3猫は、預かりボランティアをしてくれると言う友人宅へお引越しする事としました。
以前、卒業生のたいがを預かってくれたお家です。
ちょうど夏休みでお子さんたちも居るし、たくさん遊んでもらえるから わが家に居るより楽しく過ごせると思います!
警戒マックス女子のはなびちゃんも、きっとゆっくり人との生活に馴染んでくれるでしょう。

とにかくしっかりコクシを治めて、迷惑がかからないように綺麗にしてお預けしたいと思います。
引き続き飼主さん募集は続けますので、3猫をよろしくお願いいたします。
LIVE中継も繋げたりしてみますね!

あと、やっぱりケージがあった方がいいかな…と話しており、ダメ元で募ってみたところ、きれいな使わなくなったケージを譲ってくださる方が名乗り出てくれました。
本当にありがたい・・・
友人宅で大事に使ってもらいます!
他にもお声がけくださった方もいて、とても嬉しかったです。検討くださりありがとうございました。

そしてチャリティBASE SHOPでグッズをお買い物してくださった皆さま、誠にありがとうございます!
売り上げはすべて保護猫さんたちの活動資金にいたします。
いち個人で細々と活動しているので、本当に本当に助かります。

今回は エモいばん茶Tシャツが人気でした!
嬉しいな♪

ただ単に寄付を募ったり販売を淡々とするよりも、少しでも楽しんでもらえたり、何かしら手元に残るやり方で活動していく事をモットーにしています。
ギブアンドテイクを大事にしたいです。

コクシジウムでだいぶトイレ砂を消耗してしまったので、集まった資金から買い足したり、消毒グッズなどにも使わせて頂きます。
あと ばんちゃんの様々なメニュー(笑)にも。

皆さま ありがとうございます!
※SHOPは期間限定。2022年8月19日(金)24時までOPENしてます。
BASE期間限定ショップ

ばん茶日記11

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前回のブログ、ばん茶診察の動物病院後のお話・・・
愛護センターの担当者さん(ビッグママと呼ぼう)に全てをすぐに報告しました。
とても驚いており、センター内でもばん茶のために話し合い・相談をすぐにしてくださって…
「辛い思いをさせてしまってごめんなさい」と言ってくださったんですが、そんな事全く私は思ってなくて。
誰も悪くないですし。
逆にすごく忙しい時期に、1猫のために手を止めさせてしまうことに恐縮してしまう位の思いです。

翌日ちょっと話そうかと言ってくれ、ビッグママと愛護センターで少し相談させてもらいました。
センターではたくさんの病院・獣医師さんとの繋がりだったり、知っていたり、経験があったり・・・
その中でも1番長い経験者のビッグパパ登場。
とにかく、いち獣医師さんの意見ではあるし、それはそれで参考にして他の意見も聞いてみたり調べてみようか!と言ってくださりました。
医療費だっていくらかかるかわかりません。福井県からの愛護センター予算もすごく限られています。
センターでも猫の門脈シャント診断(仮)は初だそうで(犬は経験があって手術も成功したそうです)
それでも、ばん茶のために動いてくれて励ましてくれて…

以前アメリカの保護団体の記事を読んだことがあるのですが、難しい1つの命よりも助かる10つの命を優先するべきというもの。
たしかに正論だし、そうあるべきなのかもしれません。
単純にハタから見れば、うちなんて個人のちっぽけな預かりボランティアです。
愛護センターだってすごい数の犬猫たちが居て、日々たくさんの動きがあります。病気の子も大怪我の子も。
でも1猫(ばん茶)のためにもこうして提案してくれたことが本当に嬉しかったです。

そもそも、ばん茶はしっかり生きている。
浮き沈みはあるし、量は少ないけど食べている。
元気はないけど、遊んでいる。
それなのに一瞬でもダメなの・・・?と思ってしまった自分が悪かったなと大反省です。
1つの意見に少しパニックになっていた。

今だから言えますが「門脈シャントの子は厳しい、治療も譲渡も無理だよ。終末期は痙攣も頻繁に起きるし見てられないよ。譲渡も無理だよ。
譲渡をしても不幸になるだけだよ。・・・
安楽死だって提案することがあるからね」という話も病院であったんです・・・
それはこちらを思ってくれて獣医師さんも言ってくれたのはわかるんですが、冷静になれなかった自分も弱かった。

ビッグパパ&ママはじめ、うちのパパも前向きに、ばん茶のこと考えていこう!と背中を押してくれます。
なにより本猫はいたって普通に過ごしている。

いつも診てくださっているセンター往診の獣医師さんも、お薬で長生きできてる子もいるし手術だけが全てじゃないから。と話していたよと今日ビッグパパからも電話もらいました。
忙しい中、今日もばん茶のこと話してくれたんだな とそれもまず嬉しかったです。
それと、他の病院でも相談かねて意見を聞きに行こうと言ってくださりました。

なので、ベテランさんたちの手を借りてアドバイスを聞いて、進んでいこうと思います。
それは現状維持かもしれないし、ばん茶の環境が変わることになるかもしれない。
それでも意見を吸収しつつ、最善の道を自分たちで考え決めていきます。

心配してくださってるフォロワーさんも多く、DMやコメントをくださったり…本当に心強いです。
また進捗があればご報告させてください。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます!

パパの独り言

「難しい1つの命よりも助かる10つの命」
たしかに正論。団体ならね👨
でも私たちは団体ではないし、個人だし、難しくても目の前の1つの命としっかり向き合うことも
時には大事かなと思います。もちろん未来においてそもそもの問題解決も大事なので平行していくべきですが・・・
そもそもそんなに一人で全部できるわけじゃないし世の中がそこまで急激に変化することでもないので
「自分がやりたいようにやる」でいいと思ってます🐻
それに命に於いてそう割り切れるものでもないですからね😻

今回はどちらかといえば「門脈シャント疑い」は置いといてそれ以外の可能性のために病院に行ったし
そう伝えたんですが、獣医師も頭から門脈シャントが消えなかったんでしょうねー終始門脈シャントの話ばかりで・・・
私はそこにがっかりしたというのが正直なところです。
別に門脈シャントの講義を聞きに行ったわけじゃなくて別の可能性を診断してほしかったから
今回においては「その知識どうでもいいわ。それより色眼鏡を捨てて目の前のばんちゃんをみて」という思いだったわけで・・・
それを伝えても聞いてくれないので、これ以上は揉めると思ってやめました。頭の中では「次いってみよう~」🧸👦

私は医師でも獣医師でも領分はあると思っています
つまり
診断と治療の可能性(どんな方法があるとか・・・)は私たちはプロではないから伝えてほしいですが
その選択は本人か家族(ばんちゃんなら私たちかセンター)であるべきです。
そもそも、何をしてほしいかも聞いてほしい。(すでにいろいろ検査してきてるから特に)
ワードとして安楽死とかもう助からないとか
はっきり言うのはいいけど度を超えていると相手の不安をあおるだけだし
それがすべてではなくあくまで一獣医師の意見でしかない
でも人によっては「それがすべてだと思い込む」人もいると思うんです「もうだめなんか~」ってね😻
ばんちゃんは目の前に生きているし勝手に殺さないでほしいんです。
「安楽死」かどうか「見てられないかどうか」それはその時に判断すること
今は「門脈シャントの疑い」であって「確定じゃない」
だからこそその可能性の提案は今じゃない!👨
それに門脈シャントでも投薬の調整をしながら生き残っている子もいると別の獣医師からも聞きました。

譲渡が無理でも誰かが見るわけです。
そして私は誰かが不幸になるかどうかは本人の問題じゃねーのって思ってます。
「譲渡不可」と書類に書かれましたがそれは違うと思う。
譲渡不可と決めるかどうかもまた決断は獣医師じゃない。
すべてを受け入れてみてくれる人がいるならそれでいい。
仮につらい結果になってしまったとしてもそれは悲しいかもしれないけど「不幸」ではないです
「不幸にしかならない」というのは個人の価値観の問題で決めつけ。
それ以上にばんちゃんを通してたくさんうれしいコト楽しいコトあります。
それはばんちゃんの成長を見てるコト(私はたまにですけど👦)だけじゃなくて
かかわってくれた方々の優しさやコメント😺(それはばんちゃんが頑張ってる限り続く・・・それに成長はスーパースローだけど衰弱もしてないし元気)
悲しい結果と不幸は必ずしもイコールじゃない。

つまり何が言いたいかというと
獣医師の領分とは
人の感情や状況を決定づけるものではなくて、診断をすること(確定できない以上可能性を追求すること)だと思うんです。
医師の感情や思いはむしろ色眼鏡になるから正確な診断にはむしろ逆効果。検査の結果をもとにいろいろ判断できることを冷静に伝えてほしい。
検査せずに想いを言われても、正直納得できるか?!というとできません。「なんで見てくれんの?!🐻」
皆さんも医師や獣医師に言われたことがすべてだと思わないでください
医師や獣医師の中でも特に難しいケースだと意見が分かれます
それは経験値だったり、得意分野不得意分野、専門性、医療進歩のアップデートだったりで知らないコト経験してないコトが
医師・獣医師の中にもあるからです。
お金はかかるかもしれないけど大切な猫だと思うならせめてもう一か所、同じことを言われて悲しくなるかもしれないけど
行ってみましょう!😻

もし全国の獣医師さんがこれを見てるとしたら一つお願いです
一獣医師の意見ととらえられる人は少ない。その人にとって今見ている「獣医師がすべて」と思っている人の方が
圧倒的に多いしそれだけ専門家としての権威と信頼があるんです。
それなのに間違ったことを言っている医師・獣医師が多い。(ある程度ミルボラをやっていればわかるレベルでの話)
それでもその先生を普通の人は一意見ではなく信じるんです。
その自覚を少しでいいから持ってほしいんです。

だからこそ、寄り添い、正しい決断ができるよう(自分でしっかり判断できる)
診断と選択肢を伝えてほしいですし、確定できない・わからないなら
別のところの紹介もしてほしいです。
一般的にはどこの病院が何に強いとかすら知りません。
それだけでもうれしいんです👦🐻

【お知らせ】
たまに、どこで買ったんですか?と聞かれることが増えてきましたので楽天ROOMを作りました
私は基本楽天でモノをメイン購入しているのでほぼほぼこちらでご紹介します
★まだ始めたばかり(ずっと休眠してた)なので商品数はないですがこれからこれまで購入したモノを随時アップしていきます
・猫のグッズ
・ミルボラ用品
・猫と生活するのに便利なモノ
・食→無添加的(すべてが無添加ではなくあくまで”的”)なモノやいいと思われるもの
※特に食は年々購入しているものが変化しているので今使っているものに置き換えていきます

楽天ROOM
ここを経由して購入されたものは2~4%楽天キャッシュがもらえるので
猫のモノを購入させてもらいます😻
★動画で出ているものやSNSでアップしているものは基本だいたい載せていく予定ですが、まだなかったりしたらDM・コメントください

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sayaママ

sayaママ

Instagramとブログ担当

幼少期からほご猫と暮らす環境。現在は3猫のママ。 デザイナー・猫ホテルとミルボラの世話係。

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2022年6月15日追加

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